『イノサン Rouge』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
18世紀末のパリ。サンソン家は代々、王国の死刑執行人という重責を担ってきた。前作『イノサン』で少年期を描かれたシャルル=アンリは、いま成人し、第四代シャルル=アンリ・サンソンとして、時代の激流に立ち向かう。革命の嵐が吹き荒れるフランスで、彼は何を守り、何を断ち切るのか……。
坂本眞一が前作に続いて描く本作は、手塚治虫文化賞読者賞とマンガ大賞を受賞した『イノサン』の直接的な続編である。前作が少年期の葛藤と覚醒を軸としたのに対し、本作では成熟した執行人としてのシャルル=アンリが、フランス革命という未曾有の混乱に巻き込まれていく様を描く。グランドジャンプに2015年から2020年まで連載された本作は、史実を踏まえながらも、作者独自の解釈によって「正義とは何か」「伝統は何のために存在するのか」という普遍的な問いを投げかける。緻密な時代考証に基づいた絵作りと、登場人物たちの内面を抉る心理描写は、歴史を「過去の物語」ではなく「いまを生きる者の鏡」として機能させています。
革命の時代を生きた一族の物語は、既刊12巻をもって完結しました。歴史の教科書では語られない、執行人の視点から見たフランス革命を、ぜひその目で確かめてください。
まだ読んでいないあなたへ
血で血を洗う。
それが家業なんです。
18世紀のフランス。パリで最も名高く、最も忌み嫌われた一族がいました。サンソン家。代々、王の命により死刑を執行し続けてきた処刑人の名門です。『イノサン Rouge』は、その四代目シャルル=アンリ・サンソンと、妹マリー=ジョゼフが革命の嵐に巻き込まれていく姿を描いた歴史大作。
前作『イノサン』で処刑人として覚醒したシャルルは、この続編で時代そのものと対峙することになります。貴族と平民の対立が激化し、やがてフランス革命が勃発。民衆は自由を叫び、断頭台は血に塗れていく。処刑される者の顔が、かつての友や知人に変わっていく中で、シャルルは何を想い、刃を振り下ろすのか。
圧倒的なのは絵の力です。人体の筋肉、衣装の刺繍、宮殿の装飾まで、一コマ一コマが美術品。でもそれは飾りじゃない。美しく描かれた人間が、次のページで首を落とされる。その落差が、命の重さを突きつけてくるんです。
家名のために生きるのか、人として生きるのか。処刑人という立場が、彼らにその選択すら許さない。既刊12巻、革命という巨大な渦の中で、サンソン家が下す決断を見届けてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『イノサン Rouge』は全何巻?
全12巻で完結済みです。