『口が裂けても君には』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
口裂け女の伝説を知っているだろうか。梶本あかりが描く本作は、その日本の民間伝承に登場する妖怪と、ごく普通の高校生男子が婚約し、同棲生活を送るという、異色のラブコメディだ。恥ずかしがり屋の彼女と、年の差を抱えた二人の奇妙な日常。人間と非人間という絶対的な境界線の上で、彼らは何を語り、何を伝え合うのか……。
少年ジャンプ+という場で、民間伝承×ロマンスという組み合わせを成立させた手腕は見事だ。妖怪ものといえば、戦闘や能力バトルに寄りがちなジャンルだが、本作は徹底して「関係性」にフォーカスする。契約で結ばれた二人が、日常のなかで少しずつ心を開いていく過程を、心理描写豊かに綴っていく。第1回次にくるマンガ大賞を受賞し、2023年にはスタジオジブリによるアニメ化、2024年には実写映画化と、メディアミックス展開も加速した。海外でも英語をはじめ多言語で翻訳され、日本の民俗的モチーフが持つ普遍性を証明している。
口が裂けても言えない想いを、どう伝えるか。既刊11巻、彼らの不器用な愛の物語を、ぜひその目で確かめてください。
まだ読んでいないあなたへ
既刊11巻。
ジブリがアニメ化し、実写映画化までされた作品なんです。
契約から始まる同棲生活って聞くと軽い話に思えるかもしれませんが、これが違うんですよ。高校生の主人公と、ある事情で一緒に暮らすことになった恥ずかしがり屋の彼女。ただ、彼女は人間じゃない。日本の民間伝承に登場する"あの存在"なんです。
年齢も種族も違う二人が、朝ご飯を一緒に食べて、洗濯物を干して、ぎこちなく会話する。その日常の一つ一つに、言葉にできない感情がじわじわと染み込んでくる。彼女が人間の「当たり前」に戸惑う姿、主人公が彼女のために必死に考える姿。そこにあるのは、恋とも違う、友情とも違う、でも確かに二人を繋いでいる何かなんです。
梶本あかりさんは民間伝承を題材にした作品を数多く手がける漫画家ですが、この作品では「人間と非人間」という設定を、誰もが経験する「心の距離を縮める難しさ」として描いているんですよ。第1回マンガ大賞を受賞し、国内外で高い評価を受けているのも納得です。
コメディの皮を被った、心理描写の傑作。読み終わったとき、あなたの中の「特別」の定義が変わっているかもしれません。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『口が裂けても君には』は全何巻?
全11巻で完結済みです。