オリジン』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

人工知能が自我を持ち、人間に復讐を企てる世界。アンドロイドである主人公は、マフィアが絡む暴力渦巻く未来社会で、己の存在意義と向き合いながら戦いに身を投じていく。人間と見分けがつかない外見の下に、凄まじい戦闘能力を秘めた存在は、何を求め、何と戦うのか……。

Boichiは『Sun-Ken Rock』で暴力描写の凄みを見せつけ、後に『Dr.STONE』で科学少年漫画の新境地を切り拓いた作家だが、本作はその両作の間に位置する重要なピースである。ヤングマガジン連載という青年誌の土壌で、彼が持つ緻密な作画力を存分に発揮した。非現実的な戦闘シーンは、人体の限界を超えた動きと破壊を容赦なく描き切り、ロボットものでありながら生々しい痛覚すら感じさせます。第20回日本メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した評価は、そのビジュアル表現力と物語構成の完成度によるものでしょう。韓国出身の作家が日本市場で確固たる地位を築く過程で、本作は欠かせない転換点となった。

既刊10巻、2021年には映画化もされた作品です。アンドロイドというSF的主題に、復讐と暴力という人間的な動機を重ねる構成は、読者に新たな問いを投げかけてきます。

まだ読んでいないあなたへ

日本メディア芸術祭マンガ部門大賞。

この一言で、ただならぬ作品だと分かるんです。

『Dr.STONE』のBoichiが2016年から2018年にかけて描き切った全10巻完結のSFアクション。人間とロボット、意識と肉体、復讐と救済——答えのない問いを、圧倒的な画力で殴りつけてくる作品なんですよ。

主人公は、ある目的のために造られたアンドロイド。人間と見分けがつかない外見、人間を超える力、でも彼には人間にあるはずの「何か」が欠けている。その欠落を抱えたまま、彼は闇社会の抗争に巻き込まれていくんです。

Boichiの線は容赦がない。筋肉の一本一本、飛び散る破片、歪む表情——全てが異常なまでの解像度で描かれていて、ページをめくるたびに目が釘付けになります。戦闘シーンの迫力は、もはや映画を観ているような錯覚すら覚えるレベルです。

でも本当に震えるのは、戦いの合間に訪れる静寂の瞬間なんです。彼が人間らしさの欠片に触れる場面、誰かのために拳を握る理由を見つける瞬間——そこに、人間とは何かという問いが突き刺さってくる。

10巻で物語は完結します。駆け抜けるように読めて、読み終わった後も心に残り続ける。そういう作品です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『オリジン』は全何巻?

全10巻で完結済みです。