累-かさね-』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

醜い容貌のせいで孤独に生きてきた少女・淵累。彼女の母は、かつて観客を魅了した伝説の女優だった。母の遺品から見つけた一本の口紅には、人の顔を奪い取る力が秘められている。キスをした相手と顔を交換できるこの力を手に入れた累は、憧れの舞台へと踏み出す。だが、奪われた容姿の持ち主にも人生がある。美しい顔の裏側で、残酷な代償が積み重なっていく……。

松浦だるま氏が「イブニング」に発表したこの作品は、2013年から2018年にかけて連載され、既刊14巻を数える。醜さゆえに排除されてきた主人公が、超自然の力で他者の容姿を手に入れる設定は、単なる成り上がり譚ではない。美への渇望と才能への執着が交錯し、登場人物たちは互いを利用し、傷つけ合いながら舞台の頂点を目指す。容姿という社会的な呪縛を正面から扱い、劣等感と承認欲求の暗部を容赦なく描き出す心理描写は、青年誌ならではの切れ味だ。第8回マンガ大賞にノミネートされ、2018年には実写映画化もされている。

顔を奪うたびに深まる業と、それでも舞台に立ちたい欲望。残酷な交換の果てに、累が掴むものは栄光か、破滅か。全14巻、最後まで目を逸らせません。

まだ読んでいないあなたへ

完結済み、全14巻。

醜い顔で生まれた少女が、ある口紅で美しい顔を「奪える」能力を手に入れたら——あなたはどこまで堕ちるか想像できますか。

主人公・累は、人が目を背けるほどの容姿に生まれついた。けれど彼女には、母から受け継いだ圧倒的な演技の才能があったんです。ただ、舞台に立っても観客は顔しか見ない。才能は容姿の前で無力だった。そんな彼女が母の形見の口紅を使うと、キスした相手と顔を入れ替えられる——この設定だけで、もう背筋が凍るでしょう。

美しい顔を手に入れた累は、女優として階段を駆け上がっていきます。けれど口紅の力には代償がある。そして、顔を奪われる側にも人生がある。累の成功の裏で、誰かが必ず犠牲になるんです。読み進めるほど、あなたは問われ続けます——美しさとは何か、才能とは何か、そして「私」とは一体何なのかを。

松浦だるま先生が描くのは、綺麗事では済まない人間の業です。容姿で人を判断する社会の残酷さ、認められたいという渇望、そして美という呪いに囚われた者たちの狂気。ページをめくる手が震えるのに、目が離せない。

2018年に実写映画化もされた本作は、第8回マンガ大賞にノミネートされています。ホラーでありながら、これほど人間の本質を抉る漫画はそうありません。最終巻まで読み終えたとき、あなたは鏡を見るのが怖くなるかもしれませんよ。

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よくある質問

『累-かさね-』は全何巻?

全14巻で完結済みです。