『ARIA』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
テラフォーミングされた火星、改め「アクア」。水の惑星となったこの星で、ゴンドラ漕ぎ見習いの少女・水無灯里は、一人前のウンディーネを目指して日々を送る。舞台は水の都ネオ・ヴェネツィア。青い空と青い海に囲まれたこの街で、灯里は先輩たちや仲間たちと共に、小さな驚きと発見に満ちた時間を重ねていく……。
天野こずえは『Aqua』で描き始めたこの世界を、掲載誌を『月刊コミックブレイド』に移して『ARIA』として再始動させた。既刊12巻に至るこのシリーズが第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞したのは、「癒し」という言葉では片付けられない構造的な完成度による。一話ごとに提示される小さなエピソードは、決して感傷に溺れず、SFとしての世界観の精緻さと、日常を見つめる確かな視線とが支えています。ファンタジーの装いを借りながら、この作品が本質的に描いているのは、変わりゆく季節と、その中で成長していく人々の姿。抽象的な「優しさ」ではなく、具体的な発見と学びの積み重ねが、読者に静かな充足をもたらすのです。
2005年のアニメ化を経て、国内外で広く読み継がれてきた本作。水の都で紡がれる物語は、今日も誰かの心に波紋を広げています。
まだ読んでいないあなたへ
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞。
この一言で、あなたはもう「どんな作品なんだろう」と思っているはずです。でもこの賞を獲った作品、実は派手な戦闘も謎解きもないんです。あるのは、ただ「日常を生きる人々の姿」。それなのに、読んだ人の心を静かに、しかし確実に変えていく。そんな力を持った漫画なんですよ。
舞台はテラフォーミングされた火星の水の都。そこで水先案内人を目指す少女たちの日々を描いているんですが、この作品が描くのは「特別な何か」じゃないんです。朝の光、水面のきらめき、友達との他愛ない会話。そういう「いつもそこにあるのに見過ごしていたもの」が、ページをめくるたびに輝き出す。読み終わった後、窓の外の景色が違って見えるんです。
既刊12巻、2002年から2008年まで連載されて、累計400万部を超えています。しかも英語、フランス語、イタリア語と、言葉も文化も違う国々で読まれ続けている。なぜか。それは「美しい日常」への憧れが、人間なら誰でも持っているものだからなんですよね。
青年誌掲載ですが、年齢は関係ないです。むしろ大人になって、毎日に追われている人ほど、この作品の優しさが沁みるはずです。
ああ、生きるってこういうことだったんだ。そう思える瞬間が、この12巻の中に何度も訪れます。一度、手に取ってみてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ARIA』は全何巻?
全12巻で完結済みです。