『NO.6 [ナンバーシックス]』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
管理された未来都市NO.6。エリート少年・紫苑は、嵐の夜に脱走犯の少年・ネズミと出会う。一夜の邂逅は、彼の人生を一変させる。エリート特権を剥奪され、都市の底辺へと転落した紫苑は、やがて都市の暗部に触れていく。理想郷の仮面の下に隠された真実とは何か。
原作はあさのあつこによる小説で、児童文学『バッテリー』で知られる作家が描くディストピアSF。階層社会の欺瞞と、その中で育まれる少年同士の絆を軸に、管理社会への疑問を投げかける物語です。木乃ひのきのコミカライズは、原作の重層的なテーマを丁寧に視覚化している。ARIAでの連載は少女漫画誌でありながら、社会派SFとしての骨格を損なわない構成が光る。第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞作であり、2011年にはアニメ化、2014年には実写映画化もされた。既刊9巻。
アメリカ、フランス、ドイツなど海外でも翻訳され、ジャンルの垣根を越えて評価を得た作品です。理想と現実の狭間で揺れる少年たちの選択を、ぜひその目で確かめてください。
まだ読んでいないあなたへ
文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞。
この賞が示すのは、ただ面白いだけじゃない何かがあるってことなんです。
舞台は「NO.6」と呼ばれる未来都市。完璧に管理された理想郷のはずが、その外には壁で隔てられた別の世界が広がっている。エリート少年が一夜の出会いをきっかけに転落し、やがて都市の真実に触れていく——この構図だけ聞くとよくある反体制モノに思えるかもしれません。でも読み進めると分かるんです、この作品が描いているのは単純な善悪じゃないって。
あさのあつこが原作を手がけ、木乃ひのきが漫画化した本作は、ARIAという少女誌に連載されながら、性別も年齢も超えて読者の心を掴んできました。少女漫画の繊細な心理描写と、骨太なSFミステリーが融合した結果、アメリカやフランスでも翻訳され、アニメ化・実写映画化までされている。このクロスオーバーな評価が、作品の懐の深さを物語っているんです。
二人の少年の関係性を軸に、社会階層、管理、自由、そして生きることの意味が問われていきます。綺麗事では済まない選択を迫られる場面、信じていたものが崩れる瞬間——読んでいてページをめくる手が止まらなくなるのは、登場人物たちが本気で悩み、本気で選び取っているからなんですよ。
既刊9巻で完結しているので、週末にまとめて読むのにちょうどいい。けれど読み終わったあと、あなたの中に残る問いかけは決して軽くないはずです。
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よくある質問
『NO.6 [ナンバーシックス]』は全何巻?
全9巻で完結済みです。