椿町ロンリープラネット』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

父の借金のため家を失った高校生の主人公は、ひょんなことから人気小説家の屋敷に住み込みで働くことになる。家事全般を担う代わりに住む場所を得た彼女だが、雇い主は年の離れた男性。掃除、洗濯、料理をこなしながら、二人の奇妙な同居生活が始まるのだが……。

山森みかは『君と僕の間に』でも日常に潜む機微を丁寧に掬い上げてきた作家だが、本作ではその手腕がさらに冴える。年齢差恋愛という題材は少女漫画の王道だが、ここでは「家政婦」という関係性が緩衝材として機能している点が巧い。金銭問題という現実的な事情が二人を結びつけ、家事を通じて距離が縮まる過程は、ドラマチックな展開に頼らず、スローペースで積み重ねられていく。マーガレット連載作品らしい王道の構図を保ちながら、生活感という土台がぶれない。第38回講談社漫画賞少女部門受賞も納得の完成度です。

既刊14巻。2025年には実写映画化も控えており、海外でもYen Pressから英語版が刊行されるなど、国内外で支持を集め続けています。じっくりと心の距離が縮まる恋愛を読みたいなら、手に取るべき一作です。

まだ読んでいないあなたへ

講談社漫画賞受賞。

そして2025年、実写映画化決定。

16歳の女子高生が家を追われて、たどり着いたのは小説家の男の家。彼の家政婦として住み込みで働くことになったんです。年齢差、ありますよ。彼は大人の男性です。でもこの設定、聞いただけで心がざわつきませんか。

この作品がすごいのは、その距離感なんです。彼女は家事をして、料理を作って、彼は原稿を書く。それだけの関係のはずが、同じ屋根の下で過ごすうちに、言葉にできない何かが二人の間に生まれていく。その「何か」が育っていく過程を、山森みかさんは焦らず、丁寧に、でも確実に描いていくんです。

金銭問題、借金、居場所のなさ。少女漫画でありながら、生活のリアルな重みがちゃんとある。だからこそ、彼が彼女のために何気なく用意した夕食とか、彼女が彼のために淹れたコーヒーとか、そういう日常の一つ一つが胸に刺さるんです。

全14巻、一気読み推奨。なぜなら、このスローな恋の積み重ねは、止まらなくなるから。二人の関係が一ミリずつ変わっていく瞬間を、あなた自身の目で確かめてください。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『椿町ロンリープラネット』は全何巻?

全14巻で完結済みです。