『斉木楠雄のΨ難』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
超能力者・斉木楠雄は、あらゆる超能力を使いこなす高校生だ。テレパシー、テレキネシス、テレポーテーション——何でもできる彼が望むのは、ただ一つ。「普通」の高校生活。だが周囲には次々と奇妙な人間が現れ、彼の静かな日常は常に脅かされる。眼鏡の奥で冷静な表情を崩さぬまま、楠雄は今日も厄介事に巻き込まれていく……。
『暗殺教室』の麻生周一が週刊少年ジャンプで連載した本作は、超能力という"無敵"の設定を逆手に取った傑作ギャグ漫画である。主人公は世界を救える力を持ちながら、それを隠して平穏に暮らしたいだけ。この捻じれた願望が、ジャンプ的な「努力・友情・勝利」の文脈とは真逆の笑いを生み出す。楠雄の冷めたモノローグが紡ぐツッコミは、読者を巻き込む形で第四の壁を軽々と越え、少年漫画の定型を自在にいじり倒していく。2016年にはアニメ化、2017年には実写映画化もされ、第59回小学館漫画賞と第40回講談社漫画賞という異例のダブル受賞を果たした。コメディでありながら、構成の緻密さと着想の鮮やかさは、他の追随を許さない。
既刊26巻。この男の「普通になりたい」という途方もない願いの行方を、ぜひその目で確かめてください。
まだ読んでいないあなたへ
全知全能って、最高に不幸なんです。
斉木楠雄は生まれつき超能力者で、テレパシーもテレポートも物体破壊も思いのまま。でも彼が望むのはただ一つ、「普通の高校生活」なんです。クラスメイトの心の声が勝手に聞こえて、隣の席の妄想が筒抜けで、平穏な昼休みさえ訪れない。この絶望的なギャップが、26巻ぶっ通しで笑いを生み続けるんですよ。
主人公が無表情のまま心の中でひたすらツッコむスタイルが、もう最高に心地いい。周囲がどれだけ騒ごうと、楠雄だけは冷静に「あー、はいはい」って受け流す。この温度差が癖になるんです。しかも作者が読者に直接語りかけてくる演出まであって、読んでる側も巻き込まれていく感覚がたまらない。
ジャンプ連載で小学館と講談社の両方の漫画賞を受賞って、異例中の異例なんです。アニメ化も実写映画化もされて、海外でも読まれてる。でもこの作品、派手なバトルも恋愛も一切ない。あるのは「普通でいたい超能力者」の日常だけ。それなのにページをめくる手が止まらないって、どういうことなんでしょう。
笑いたい人も、疲れてる人も、何も考えず読みたい人も、全員ウェルカムな稀有な作品です。26巻あるから安心してどっぷり浸かってください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『斉木楠雄のΨ難』は全何巻?
全26巻で完結済みです。