『阿波連さんははかれない』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
教室の隅で、ほとんど誰とも話さない女子がいる。阿波連さん、小柄で無表情、おとなしくて不器用。そんな彼女の隣の席になった男子が、なぜか彼女の奇妙な行動パターンに巻き込まれていく。身長差のある二人が織りなす、風変わりな日常が始まる……。
水あさとが少年ジャンプ+で2017年から2022年まで連載した本作は、「無表情な女子高生の謎行動を眺める」という一点突破の設定で、第24回手塚治虫文化賞新人賞を受賞した。阿波連さんの行動原理は不明。でも主人公はなぜか気になってしまう。この「はかれない」距離感こそが、作品の核です。少年漫画の文脈で語るなら、バトルもラブコメ的駆け引きもない。ただ淡々と、日常の小さな謎が積み重なる。そのミニマルな構造が、逆に読者の想像力を刺激する仕掛けになっています。アニメ化、実写映画化、海外展開と多方面に広がったのは、このシンプルさゆえの普遍性でしょう。
既刊17巻。完結済みのため、阿波連さんの「はかれなさ」の結末まで、安心して追いかけられます。
まだ読んでいないあなたへ
手塚治虫文化賞を受賞した学園コメディなんです。
隣の席の女の子が、話しかけても無表情で、何を考えているか全然わからない。距離が近いのに遠くて、たぶん興味もなさそうで、でもたまに見せる小さな反応に心臓がバクバクする。このどうしようもない距離感、覚えがある人も多いんじゃないでしょうか。阿波連さんというその女の子は、本当は人と関わりたいのに不器用すぎて、いつも無表情のまま固まってしまうんです。
身長差がある二人の日常を、1話完結形式で積み重ねていくんですが、この「何も起きないのに目が離せない感覚」が癖になります。大袈裟な恋愛イベントも、劇的な展開もない。ただ、消しゴムを貸すとか、一緒に帰るとか、そういう些細な瞬間が、こんなに尊いものだったのかと気づかされるんです。
少年ジャンプ+での連載は2022年まで続き、既刊17巻。アニメ化も映画化もされて、英語やフランス語に翻訳されて海外でも読まれています。何気ない学園生活を、これほど丁寧に、愛おしく描ける作家は珍しい。水あさとという作家の観察眼と優しさが、全ページに染み込んでいるんです。
無表情な女の子の、ほんの少しの表情の変化を見逃さないでください。それを見つけた瞬間、あなたも隣の席の彼と同じ気持ちになってしまいますから。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『阿波連さんははかれない』は全何巻?
全17巻で完結済みです。