ブラッドラッド』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

魔界の一角を統べる吸血鬼スタズは、血を吸うことより日本のアニメやゲームに夢中な変わり種だ。ある日、魔界に迷い込んだ人間の少女・冬実と出会うが、彼女は魔物に襲われて幽霊になってしまう。日本オタクのスタズは、冬実を人間に戻すため、彼女とともに魔界を駆け巡る冒険へと乗り出す。目指すは冬実の復活、だが魔界の掟も、スタズ自身の過去も、二人の前に立ちはだかる……。

小玉有起のデビュー作にして第1回ヤングエース大賞優秀賞受賞作である本作は、吸血鬼という古典的なモチーフを、徹底的にポップかつコメディカルに再構築した意欲作だ。魔界という異世界を舞台にしながら、日本のサブカルチャーへの愛情を前面に押し出したスタズのキャラクター造形は斬新で、従来の吸血鬼像を軽々と裏切る。だが物語が進むにつれ、笑いの裏に潜む魔界の暗部や登場人物たちの因縁が浮かび上がり、コメディとシリアスの緩急が作品に独特の味わいをもたらしている。アクションシーンの躍動感と、キャラクター同士の掛け合いの軽妙さが両立した画面作りも見事です。

2013年にはブレインズ・ベースによるアニメ化、2017年には実写映画化も果たし、国内外で支持を集めた本作。既刊17巻、その全てがエンターテインメントとして洗練されています。魔界の住人と人間の少女が織りなす、笑いと涙と冒険の物語を、ぜひその目で確かめてください。

まだ読んでいないあなたへ

魔界の吸血鬼が、日本のオタク文化に夢中なんです。

ブラッドラッドの主人公は、恐れられるべき魔界の貴族なのに、人間を襲うより日本のアニメやゲームに熱中してる変わり者。そんな彼の前に、ある日突然、生身の日本人少女が迷い込んでくる。待ちに待った「本物の日本人」との出会い——のはずが、彼女は魔界で幽霊になってしまうんです。

ここから始まる冒険が、ただの「異世界モノ」じゃない。吸血鬼らしからぬ主人公のキャラクター、幽霊になった少女の運命、そして魔界という舞台が持つ独特の空気感。シリアスな展開とコメディが絶妙に入り混じって、気づけば次の巻に手が伸びてるんですよ。

小玉有起が描く魔界は、恐ろしいだけじゃなく、どこか人間臭い。登場人物たちの関係性が巻を追うごとに深まっていって、笑えるシーンの裏に見え隠れする切なさに、胸が締め付けられる瞬間がある。

2009年から2016年まで連載された全17巻。アニメ化も映画化もされた作品です。第1回ヤングエース大賞で優秀賞を受賞した、小玉有起のデビュー作でもあるんですよ。

吸血鬼と幽霊、魔界とオタク文化。一見バラバラな要素が、読み進めるうちに一つの物語として結晶していく。その過程を体験してほしいんです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『ブラッドラッド』は全何巻?

全17巻で完結済みです。