『風の谷のナウシカ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
「火の七日間」と呼ばれる最終戦争から千年。汚染された「腐海」が世界を覆い、有毒の瘴気を発する菌類と巨大な蟲たちが跋扈する終末世界で、辺境の小国「風の谷」の族長の娘ナウシカは、人と自然の共存を模索しながら生きていた。だが大国トルメキアの侵攻をきっかけに、彼女は巨大な戦争の渦中へと巻き込まれてゆく……。
宮崎駿が『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』といった数々の劇場作品を手がける一方で、1982年から94年まで12年の歳月をかけてアニメージュ誌上で描き続けた本作は、84年の劇場版とは全く別次元の作品である。映画が描いたのは原作のほんの序章に過ぎない。腐海の正体、巨神兵の復活、墓所の秘密——物語は中盤以降、人類の業と再生をめぐる壮大な神話へと展開してゆく。宮崎の作家性が最も先鋭的に結実したこの長編は、日本漫画家協会大賞と星雲賞をダブル受賞し、累計1700万部を超える支持を得た。環境問題や戦争といったテーマを掲げながらも、本作が提示するのは単純な正解ではなく、生命の複雑さそのものだ。
既刊7巻。映画を知っているだけでは、この物語の本質には辿り着けません。
まだ読んでいないあなたへ
映画を知っていても、原作を読んだ人は少ないんです。
アニメージュ連載12年。全7巻。宮崎駿が監督業と並行して描き続けたこの漫画は、あの映画が描いたのは序章に過ぎなかったことを教えてくれます。ナウシカが辿り着く場所も、彼女が下す決断も、映画とはまるで違う。腐海の正体、巨神兵の存在意義、そして人類が背負った罪の深さ——すべてが後半で明かされていくんです。
環境問題を扱った物語、という枠に収まりません。これは人間の業と再生を問う物語です。生きるために他者を踏みにじる者たち、世界を救おうとして新たな支配を生む者たち。誰もが正義を信じ、誰もが過ちを犯す。ナウシカだけが、どんなに絶望的な状況でも「生きろ」と叫び続けるんです。
12年かけて紡がれた圧倒的な世界の造形。細密に描き込まれた風景、有機的に絡み合う各勢力の思惑、そして繰り返される問いかけ——人は本当に未来を選べるのか。答えは最終巻、ナウシカが全てを賭けて選び取る道の中にあります。
日本漫画家協会大賞、星雲賞。海外累計1700万部。評価は既に定まっています。でも、まだ読んでいないなら、今からでも遅くないんですよ。この作品を読まずに「ナウシカを知っている」とは言えないから。
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よくある質問
『風の谷のナウシカ』は全何巻?
全7巻で完結済みです。