『好きな子がめがねを忘れた』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
極度の近眼なのに、教室でしょっちゅうめがねを忘れてくる小村さん。同じクラスの三重くんは、そんな彼女の隣の席になったことをきっかけに、小村さんの「困っている姿」を手伝うようになる。黒板の文字を教えたり、落とし物を拾ったり――距離が縮まるたび、三重くんの心は揺れ動いていく。めがねを忘れた小村さんの、少し頼りなくて無防備な表情は、いったいどこまで三重くんを振り回すのだろう……。
藤近小梅が描くのは、派手な告白シーンも三角関係もない、ただ「好き」という感情だけが静かに積み重なっていく学園ラブコメだ。月刊GANGAN JOKERで2018年から連載され、2023年にはアニメ化、第12回次にくるマンガ大賞も受賞している。何が優れているかといえば、日常のささやかな接触だけで恋心の高まりを描ききる構成力である。大仰なイベントに頼らず、視線の交錯や何気ない会話のニュアンスで、読者は三重くんと一緒にドキドキさせられる。台湾でも翻訳され、少年誌掲載ながら幅広い層に支持されているのも納得だ。
初恋の甘酸っぱさを、これほど丁寧にすくい上げた作品はそう多くありません。既刊12巻、今から追いかけても遅くないです。
まだ読んでいないあなたへ
「めがねを忘れた」。
たったそれだけのことが、こんなにも心を締め付けるなんて。
前の席の三重さんは、いつもめがねを忘れてくる女の子なんです。そのたびに彼女は小村くんの顔を見るために、驚くほど近くまで顔を寄せてくる。小村くんは三重さんのことが好きで、彼女は視力が悪くて、この二人の距離が5センチまで縮まるとき、読んでいるこっちの心臓まで痛くなってしまうんです。
恋愛漫画なのに、告白も、キスも、ドラマチックな展開も、何もない。ただ教室で、放課後の廊下で、二人の距離が近づいたり離れたりするだけ。なのになぜ、こんなにもドキドキして、切なくて、愛おしいんでしょう。
小村くんの不器用さが痛いほど伝わってくるんですよ。好きだから目を合わせられない。好きだから何も言えない。でも三重さんが困っていたら、何も考えずに手を差し伸べてしまう。その優しさが、読んでいて胸が苦しくなるくらい尊いんです。
月刊GANGAN JOKERで連載され、次にくるマンガ大賞を受賞し、アニメ化もされた作品。既刊12巻。初恋の記憶がある人なら、この痛いほどのもどかしさに、確実に心を撃ち抜かれます。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『好きな子がめがねを忘れた』は全何巻?
全12巻で完結済みです。