『恋と嘘』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
政府が遺伝子情報を基に結婚相手を決定する近未来の日本。16歳の誕生日を迎えた高校生の主人公は、幼なじみへの想いを抱えながら、突如通知された政府指定の結婚相手と向き合うことになる。制度に従うべきか、それとも自分の気持ちに正直であるべきか……。
Musawoによる本作は、少年漫画の王道である学園ラブコメに、SF的な結婚制度という大胆な設定を持ち込んだ意欲作です。週刊連載ではなくウェブ発の「Manga Box」から生まれた作品ながら、第10回マンガ大賞を受賞し、2017年にはアニメ化と実写映画化を同時に果たすという異例の展開を見せました。恋愛漫画としての魅力はもちろん、国家が個人の婚姻に介入する社会システムを通じて、自由意志と幸福の意味を問いかける構造が評価されたのでしょう。ロマンスと社会派テーマの両立は、従来の少年誌では扱いにくいバランスでしたが、ウェブという場だからこそ実現できた挑戦だったと言えます。
既刊12巻、すでに完結した作品ですが、今読んでも色褪せないテーマ性があります。自分の意志で選ぶ恋と、誰かに決められた運命。あなたならどちらを選びますか。
まだ読んでいないあなたへ
政府が決めた相手と結婚しなければならない日本で、16歳の少年が本当に好きになった女の子は、政府通知の相手ではなかったんです。
あなたは自分の気持ちより国の命令を選べますか。「恋と嘘」は、近未来の日本を舞台に、結婚相手を国が決める制度が施行された世界を描いた作品です。主人公は自分の心に従うか、社会のルールに従うか、究極の選択を迫られます。
この漫画が恐ろしいのは、設定が荒唐無稽に見えて実は地続きなところです。少子化対策という大義名分、科学的データに基づく相性診断、社会の安定のためという理屈。読んでいるうちに「もしかしたら本当にこうなるかもしれない」という背筋の寒さを感じるんですよ。
そして何より、主人公の苦悩が痛いほど伝わってくるんです。好きな人と一緒になれないだけでなく、通知された相手も魅力的な女の子で、彼女もまた自分の運命と向き合っている。誰も悪くない。システムが悪いのか、でもそれを選んだのは社会で、自分もその一部で。答えのない問いに、彼らは高校生のまま立ち向かうしかないんです。
第10回マンガ大賞受賞、アニメ化・実写映画化もされた話題作。既刊12巻で完結まで追いかけられます。16歳のあの日の気持ちを覚えているなら、この作品は胸に刺さります。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『恋と嘘』は全何巻?
全12巻で完結済みです。