親愛なる僕へ殺意をこめて』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

大学生の浦島英司は、ある朝目覚めると自分の記憶が途切れていることに気づく。やがて彼は、自分の中にもう一つの人格が存在し、その人格が連続殺人を犯している可能性に直面する。記憶の欠落、周囲の変化、そして次第に明らかになる恐るべき真実。英司は自分自身を信じられるのか、それとも……。

原作・井龍一、作画・伊藤翔太という布陣で描かれる本作は、単なる二重人格ものではない。講談社『ヤングマガジン』連載作品として、青年読者の不安を巧みに掬い取る。井龍一はサスペンス小説を多く手がけ、伊藤翔太は青年漫画を中心に活躍してきたが、両者の持ち味が見事に融合している。記憶の欠落という設定は使い古されたものだが、本作が優れているのは、読者と主人公の視点を徹底的に同期させる構成力だ。何が真実で何が嘘なのか、主人公と共に混乱し、疑い、恐怖する。心理描写の精密さとミステリーとしての構造が、読者を物語の迷宮へと引きずり込む。

既刊11巻で完結したこの作品は、2022年にアニメ化・実写映画化され、台湾でも「為親愛的我致上殺意」として放送されるなど、国内外で高い評価を受けました。自分という存在の不確かさに戦慄したい方は、ぜひ手に取ってみてください。

まだ読んでいないあなたへ

朝、目覚めたら自分の手が血まみれだった。

その恐怖を想像できますか。

大学生の主人公は、自分の中に「もう一人の自分」がいることに気づくんです。記憶が途切れている間に、その人格が何をしているのか分からない。やがて街では連続殺人事件が起こり始めて、消えた記憶の時間と事件発生時刻が重なっていく。自分が殺したのか。でも覚えていない。証明する手段もない。疑うべきは他人か、それとも自分自身なのか。

この作品が恐ろしいのは、モンスターが外にいるんじゃなくて、自分の内側にいるかもしれないという設定なんですよ。主人公は犯人を追いながら、同時に自分の精神を疑い続けなければならない。読者であるあなたも、主人公を信じていいのか分からなくなる。その不安定さが、ページをめくる手を止めさせないんです。

原作は井龍一と伊藤翔太。2022年にはアニメ化と実写映画化が同時に実現し、台湾でも放送されるほど話題になりました。ヤングマガジンで連載されていた作品ですが、既刊11巻という長さの中で、謎は複雑に絡み合い、予想を裏切る展開が待っています。

真相を知りたいなら、主人公と一緒に闇の中へ降りていくしかありません。でも警告しておきますね。答えを知った後、あなたは眠れなくなるかもしれない。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『親愛なる僕へ殺意をこめて』は全何巻?

全11巻で完結済みです。