『徒然チルドレン』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
高校生たちの恋模様を、複数のカップルを並行して描く4コマ形式の連作短編。告白から始まる関係、すれ違う想い、誤解が生む珍事件。それぞれのカップルが織りなす青春の断片を、短いエピソードの積み重ねで紡いでいく。ある者は勢いで告白し、ある者はなかなか言い出せない。恋愛の形は十人十色だ。
若林稔弥は4コマ漫画を得意とする作家で、本作は別冊少年マガジンに連載され、2012年から2018年まで展開された。第37回講談社漫画賞少年部門を受賞し、2017年にはGONZOによるアニメ化、2018年には実写映画化と、メディアミックスも果たしている。4コマという限られたコマ数の中で、複数の主人公たちの心情を的確に掻き分け、笑いと切なさを同居させる手腕が光ります。一話完結の気軽さでありながら、カップルごとの関係性が少しずつ進展していく構成は、読者を飽きさせない。韓国や台湾でも人気を博し、現地ランキング上位に食い込むなど、海外展開も成功を収めました。
全12巻、多様な恋愛模様が詰まった一冊です。一組のカップルに感情移入するもよし、全体を俯瞰して楽しむもよし。青春の甘酸っぱさを、ぜひ味わってください。
まだ読んでいないあなたへ
12巻完結。
でも恋は1つじゃないんです。
この漫画、いきなり告白から始まるカップルがいるんですよ。普通、告白までの過程を描くじゃないですか。でもここでは「付き合ってください」の次のコマで「はい」。え、もう?って。そこからが本番なんです。付き合ってから何を話せばいいか分からない。手を繋ぐタイミングが分からない。そういう「恋愛したことある人なら絶対に経験してる、でも漫画にはあんまり描かれない時間」を、これでもかと詰め込んでる。
しかもカップルが1組じゃない。同じ学園で同時進行する、十数組の恋。ツンツンしてるのに好きがダダ漏れな先輩と、それに気づかない鈍感後輩。勢いで告白しちゃったけど相手の返事を最後まで聞けなかった幼馴染。モテる男子が実は一途で、地味な女子にだけ特別な笑顔を見せる、みたいな。4コマ1本でワンシーンずつ、視点をぽんぽん切り替えながら、それぞれの恋が少しずつ動いていくんです。
で、この形式が天才的で。あるカップルが「今日こそ伝える」って決めた回の次に、全然違うカップルのほのぼのした日常が挟まる。焦らされるんですよ、続きが気になって。1話完結だから読みやすいのに、実は全体で緩やかに時間が流れてて、誰かの文化祭が終わったら別の誰かも同じ時間を過ごしてたことが後から分かったりする。
若林稔弥さんの絵は、表情の描き方が異常に上手い。照れ隠しの笑顔と、本当に嬉しい笑顔の違いが1ミリの線で描き分けられてる。だから台詞が少なくても、顔を見れば全部分かるんです。ああ、この子今すごく幸せなんだなって。
講談社漫画賞を受賞して、アニメ化も実写映画化もされた作品。でも一番すごいのは、読んでる間ずっと「恋っていいな」って思わせてくれること。甘ったるくないのに、読み終わったら誰かを好きになりたくなる。そんな不思議な熱を持った12巻なんです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『徒然チルドレン』は全何巻?
全12巻で完結済みです。