『あしたのジョー』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
東京のドヤ街に流れ着いた少年・矢吹丈。行き場を失った彼がそこで出会ったのは、元ボクサーの丹下段平だった。段平は丈の中に眠る天性の才能を見抜き、ボクシングの世界へと導いていく。路地裏から這い上がり、リングで拳を交える——貧困と挫折の中で、少年は何と闘い、何を掴むのか。
原作・梶原一騎、作画・千葉徹彌。『巨人の星』『タイガーマスク』と並ぶスポーツ漫画の金字塔である。1968年から週刊少年マガジンで連載され、第1回講談社漫画賞少年部門を受賞。ボクシングという格闘技を通じて、努力・友情・挫折・勝利といった普遍的なテーマを描きながら、同時に主人公が背負う孤独と悲劇性を徹底的に掘り下げた点で、単なる成長譚を超えています。丹下段平という名伯楽、ライバルたちとの激闘、そして力石徹との因縁——物語を彩る要素はどれも類型的でありながら、その描写は確かな熱量を持つ。梶原一騎の脚本と千葉徹彌の作画が生む人間ドラマは、スポーツ漫画というジャンルそのものを再定義しました。
既刊20巻。1970年にはアニメ化され、国内外で広く支持を集めています。半世紀以上前の作品でありながら、今なおその影響力は色褪せていません。
まだ読んでいないあなたへ
ドヤ街のごろつきから、リングに命を賭ける男になる。
その変貌を、あなたは目撃することになるんです。
矢吹丈。東京・山谷のドヤ街で、その日暮らしを繰り返していた少年が、元ボクサーの丹下段平に才能を見出される。最初は鼻で笑っていたジョーが、ライバルとの出会い、拳を交えるたびに、何かに取り憑かれたように変わっていくんです。勝つため、いや、もっと別の何かのために。リングに上がり続ける理由が、読み進めるほど切実になっていく。
ボクシング漫画の枠に収まらないのは、ジョーが戦う相手が単なる敵じゃないからなんですよ。それぞれに人生があり、リングに賭けるものがある。殴り合いの果てに見えてくる人間の本質が、胸に刺さって離れない。笑っていた顔が泣いて、泣いていた顔が笑う。感情の振れ幅が尋常じゃないんです。
「燃え尽きる」という言葉の本当の意味を、この作品は教えてくれます。何かに全てを注ぎ込むことの美しさと残酷さ。ページをめくる手が震える瞬間が、何度も訪れる。既刊20巻、1968年から73年の連載。時代を超えて読み継がれる理由は、ジョーの拳が、読者の心を確実に打ち抜くからなんです。
「巨人の星」「タイガーマスク」の梶原一騎が原作、千葉徹彌が作画。この二人が生み出した傑作を、まだ読んでいないなら、それは人生の損失です。
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よくある質問
『あしたのジョー』は全何巻?
全20巻で完結済みです。