『銃夢』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
鉄クズの山から拾われた少女サイボーグ・ガリィは、記憶を失いながらも、自らの身体に宿る驚異的な戦闘能力に気づいてゆく。舞台は空中都市ザレムの影で生きる地上の廃墟都市クズ鉄町。サイバネティクス技術が日常に溶け込んだ世界で、彼女は賞金稼ぎとして生き、やがて自分が何者なのか、なぜこの身体が戦うために作られたのかを問い始める……。
木城ゆきとのデビュー作にして出世作である本作は、1990年代の日本SF漫画に新たな潮流をもたらした。ビジネスジャンプという青年誌に連載されながら、第18回日本SF大賞を受賞した事実が示すように、娯楽性と文学性の両立に成功している。サイボーグというモチーフ自体は古典的だが、木城はそれを単なるアクションの舞台装置にとどめない。機械化された身体と記憶喪失という二重の喪失を抱えた主人公が、戦いを通じて自己を再構築してゆく過程は、哲学的な深みを持つ。火星古代武術・機甲術をはじめとするアクション描写は躍動感に満ち、既刊9巻ながら密度の高い物語世界を築き上げた。後に『銃夢 Last Order』へと物語は引き継がれ、2019年には実写映画化もされています。
サイバーパンクの金字塔として、今なお読み継がれる理由がここにあります。
まだ読んでいないあなたへ
日本SF大賞を受賞したサイバーパンク漫画なんです。
ゴミ捨て場で拾われたサイボーグの少女。記憶を失い、名前すら分からない彼女が目覚めたのは、天上都市ザレムの真下に広がるクズ鉄町。この世界は残酷で、弱者は踏みにじられ、強さだけが生きる理由になる場所なんですよ。でも彼女の体に刻まれていたのは、伝説の火星古武術・機甲術。戦いの中で、失われた記憶の断片が蘇り始めるんです。
木城ゆきとが90年代に描いたこの作品、絵の密度が尋常じゃないんです。サイボーグの関節、スクラップの質感、戦闘シーンの躍動感。1コマ1コマに込められた情報量が圧倒的で、ページをめくる手が止まらなくなります。アクション漫画として最高峰の画力なんですよ。
でもこれ、ただの戦闘漫画じゃないんです。記憶を失った主人公が自分とは何者かを問い続ける物語。強くなることの意味、人間とサイボーグの境界、愛する者を守るために払う代償。哲学的なテーマが、血と鉄の戦いの中に織り込まれているんです。
2019年にハリウッドで実写映画化されるまで愛され続けた理由が、読めば分かります。既刊9巻、そしてこの物語は「Last Order」へと続いていく。サイバーパンクの金字塔、体験してください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『銃夢』は全何巻?
全9巻で完結済みです。