『空ろの箱と零のマリア』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
ごく普通の高校生活を送っていたはずの主人公の日常は、一人の転校生の出現によって歪み始める。繰り返される時間、理不尽な死、そして逃れられないループ。何者かが仕掛けた"箱"の中で、主人公は転校生・マリアとともに、この悪夢からの脱出を試みる。だが、時間が巻き戻るたびに記憶は失われ、真相は霧の中だ……。
原作はMIKAGE Eijiによるライトノベルで、既に『Another』のコンビとして実績のある作画・Tetsuoが緻密な画面構成で映像化した。タイムループものというジャンル自体は珍しくないが、本作が際立つのは、ループそのものをミステリの謎として扱い、心理戦の要素を濃密に織り込んでいる点です。月刊少年ガンガンでの連載は2010年から2012年にかけて行われ、第1回ガンガンONLINEマンガ大賞で金賞を受賞。原作ライトノベルは英語を含む複数言語に翻訳され、海外でも評価されました。ループの中で揺れ動く感情、次第に明かされる人間関係の暗部、そしてマリアという強烈な個性を持つヒロインの存在感が、読者を物語に引きずり込んでいきます。
既刊7巻。一度ページを開けば、この"箱"から抜け出せなくなるはずです。
まだ読んでいないあなたへ
既刊7巻。
同じ一日を繰り返す教室で、彼女は何度も殺されるんです。
月刊少年ガンガンで連載されたこの作品、タイトルからして不穏なんですよ。「空ろの箱」と「零のマリア」。この二つの言葉が何を指すのか、最初はまったく見当がつかない。でも読み進めるうちに、その意味が重く、恐ろしく、切なく迫ってくる。第1回ガンガンONLINEマンガ大賞金賞受賞も納得の構成力なんです。
ある日、転校生がやってくる。普通の学園ものならここから青春が始まるはずなのに、彼女の目的は「願いを叶える箱」を手に入れること。そしてその箱は、時間を歪め、人の心を操り、誰かの望みを現実にする力を持っている。タイムループ、ゲームのようなルール、脱出不可能な檻──設定だけ聞くとファンタジーやSFに聞こえるかもしれませんが、この作品が本当に描いているのは「人間の執着」なんです。
望みを叶えるために、誰かが殺される。ループを抜けるために、記憶が失われる。そこに正解なんてない。ただ、それぞれの「どうしても譲れないもの」がぶつかり合う。マリアはとにかく賢くて、強くて、容赦がない。でも同時に、彼女の選択の裏には必ず何か――誰かへの想いがあるんです。その曖昧な感情が、読んでいるこちらの心まで揺さぶってくる。
ミステリーとしての緊張感、心理戦の読み応え、そしてドラマとしての深さ。この三つが一つの物語の中で矛盾なく絡み合っているんです。原作はライトノベルで、MIKAGE Eiji氏は『Another』でも知られる作家。その緻密なストーリーテリングを、Tetsuo氏の作画が的確に、時に痛々しいほど鮮烈に描き出している。
箱の中に何が入っているのか。マリアは何を求めているのか。そして「零」とは何を意味するのか。答えを知りたければ、ページを開くしかないんです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『空ろの箱と零のマリア』は全何巻?
全7巻で完結済みです。