桜蘭高校ホスト部』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

超富裕層が集う桜蘭高校に、特待生として入学した藤岡ハルヒ。ある日、音楽室で高価な花瓶を割ってしまい、その弁償のため「ホスト部」で働くことに。しかし、男子校のような空気の中で、ハルヒには重大な秘密がある——実は女子だったのだ。

白泉社アテナ新人大賞受賞後、葉鳥ビスコが『LaLa』で連載を開始した本作は、2000年代少女漫画に新風を吹き込んだ。性別を偽って男装ホストを演じるという設定自体は古典的だが、ハルヒの飄々とした佇まいと、周囲の「王子様」たちとの関係性が従来の逆ハーレムものとは一線を画す。恋愛要素を前面に押し出すのではなく、個性の異なる部員たちが織りなすコメディと友情のドラマに重点を置いた構成は、ジャンルの枠を超えた支持を集めた。2006年のアニメ化を経て海外でも広く展開され、多言語翻訳版が読まれ続けている。

既刊18巻。華やかな学園生活の裏側で、それぞれが抱える事情と成長を丁寧に描き切った、少女漫画の金字塔です。

まだ読んでいないあなたへ

既刊18巻、完結済み。

超お金持ちだらけの桜蘭学院に、ひょんなことから特待生で入学した庶民の藤岡ハルヒ。間違えて入った音楽室で、学園の美男子たちが暇を持て余して運営する「ホスト部」の高級花瓶を割ってしまったんです。弁償代は800万円。返済のため、ハルヒは男装してホストとして働くことに——。

設定だけ聞くとよくある逆ハーレムものかと思うでしょう。違うんですよ。この作品が18巻かけて描くのは、価値観が真っ二つに割れた人間たちが、ぶつかり合いながら互いを理解していく過程なんです。「お金で何でも解決できる」世界に生きてきた御曹司たちと、「お金じゃ買えないものがある」を地で行くハルヒ。最初は噛み合わない会話の連続が、少しずつ、本当に少しずつ、歩み寄りに変わっていく。

葉鳥ビスコの筆が冴えるのは、キャラクターの「変化」を描く瞬間です。誰かのために自分の殻を破る決断、今まで見えなかった相手の本音に気づく一瞬、守りたいものができた時の迷い。派手なイベントじゃなくて、日常の中で人が変わっていく、その繊細な積み重ねに胸が熱くなるんです。

笑えるシーンは本当に笑えます。でもこの作品、ただのドタバタコメディで終わらないんですよね。ギャグのテンポで読んでいたページが、ふとした瞬間に「あ、このキャラこんなこと考えてたんだ」って気づかされて、胸がぎゅっとなる。その緩急が絶妙で、気づけば18巻全部読み終わってるんです。

白泉社アテナ新人大賞受賞作。アニメ化も映画化もされて、海外でも多言語翻訳されているこの作品、まだ読んでないなら本当にもったいないですよ。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『桜蘭高校ホスト部』は全何巻?

全18巻で完結済みです。