『ぐらんぶる』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
伊織の大学生活は、海辺の街でダイビングサークルに入った瞬間、予想外の方向へ転がり始める。清々しい海洋ロマンを夢見ていた彼を待ち受けていたのは、一糸纏わぬ姿で酒を煽る先輩たち。スキューバダイビングという看板はどこへやら、部室は裸の男たちと空き缶の山で埋め尽くされ、新入生歓迎の乾杯が終わる頃には、理性も羞恥心も蒸発している。こうして始まる大学生活は、果たしてまともな青春と呼べるのか……。
井上堅二と吉岡公威のタッグが『good!アフタヌーン』で放つ本作は、ダイビングサークルを舞台にしながら、その実態は徹底的に脱いで飲む青春コメディです。マンガ大賞第1回を受賞した本作の魅力は、誤解と恥ずかしい状況を積み重ねながら、決して下品に堕ちない絶妙なバランス感覚にある。全裸の男たちが織り成す狂騒は、どこか憎めない馬鹿馬鹿しさに満ちており、読者は呆れながらも笑わずにいられません。吉岡の精緻な作画は、この無茶苦茶な日常に妙なリアリティを与え、井上の脚本は計算されたテンポで読者を翻弄し続けます。2018年にはアニメ化、2020年には実写映画化も果たし、幅広い層に支持されています。
既刊25巻、まだまだ続くこの狂乱。笑いたいなら、今すぐ彼らの宴に加わるべきです。
まだ読んでいないあなたへ
裸で乾杯してる男たちの写真を見て、あなたは「ダイビング漫画」だと信じられますか。
井上堅二×吉岡公威による『ぐらんぶる』は、大学のダイビングサークルを舞台にした青春コメディなんですが、これがもう常軌を逸してるんです。主人公の北原伊織は海辺の大学に入学し、いとこが営むダイビングショップに下宿することになります。そこで出会ったのは、ダイビングという名目で全裸飲み会を繰り広げる狂人たち。初日から服を脱がされ、ウォッカを一気飲みさせられ、気づけば自分も全裸で踊ってる。こんな日常が延々と続くんです。
でもね、これ笑いながら読んでると、ふいに海中の美しい描写が挟まるんですよ。吉岡公威の繊細な作画が、水の質感や光の揺らぎを完璧に再現していて、そのギャップに心を奪われる。バカ騒ぎと静謐な海、この振り幅こそがこの作品の本質なんです。
誤解とすれ違いで恥ずかしい状況が次々生まれ、女性陣からの評価は地に落ち、それでも懲りずに飲んでは脱ぐ。けれど彼らは本気で海を愛してるし、仲間を大切にしてるんです。その熱量が、笑いの奥から確かに伝わってくる。
マンガ大賞受賞、アニメ化、実写映画化と、各方面から評価されたのには理由があります。既刊25巻、一度読み始めたら止まらない中毒性を持った作品です。騙されたと思って1巻を手に取ってみてください。あなたもきっと、服を脱ぎたくなります。いや、脱がなくていいんですけどね。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ぐらんぶる』は全何巻?
現在25巻まで刊行中です。