鋼の錬金術師』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

錬金術が科学として発展した世界。幼い兄弟が禁忌を犯し、代償として肉体の一部を失う。兄は弟の魂を鎧に定着させ、二人は失った身体を取り戻すため、軍の「国家錬金術師」となって旅に出る。だが、この国の軍部には巨大な陰謀が渦巻いていた……。

荒川弘の名を一躍メジャーにした本作は、月刊少年ガンガン連載作品として異例の大ヒットを記録した。『銀の匙 Silver Spoon』『百姓貴族』といった後年の作風からは想像しにくいが、彼女のデビュー期を支えたのは緻密な伏線と重厚なドラマ構成だった。第50回小学館漫画賞少年部門、第9回手塚治虫文化賞新人賞、第10回文化庁メディア芸術祭漫画部門大賞と、主要な賞を総なめにしたのも納得の完成度です。ボンズ制作によるアニメが2003年に放送され、実写映画化も実現。全世界累計8,000万部超という数字が、少年漫画の枠を超えた普遍的な魅力を証明している。

既刊27巻で完結した物語は、一切の無駄がない。始まりから終わりまで、すべてが計算されていたかのような読後感を味わえます。

まだ読んでいないあなたへ

全世界8,000万部超え。

この数字が、何を物語るかわかりますか。錬金術という一見ファンタジー然とした設定で描かれるのは、人間の業と、喪失と、それでも前を向いて生きる強さなんです。荒川弘が描き出すのは、軍事国家の暗部と戦争の傷跡、そして「等価交換」という冷酷な原則に縛られた世界。主人公たちは、取り返しのつかない過去を背負いながら、それでも「何か」を求めて進み続けるんです。その「何か」が何なのか、それを知ったとき、あなたの胸は震えます。

手塚治虫文化賞と小学館漫画賞をダブル受賞し、文化庁メディア芸術祭で大賞まで獲ったこの作品、ただのバトル漫画じゃないんですよ。錬金術という「科学」を軸にしながら、人体実験や戦争犯罪、国家の陰謀といった重いテーマを真正面から描き切っている。ヨーロッパ風の世界観も相まって、読んでいるうちに「これは現実の何かを語っているんじゃないか」と感じる瞬間が必ずあります。

しかも、重厚なドラマの合間に挟まれるコメディのセンスが抜群なんです。笑って、泣いて、次のページで息を呑む。この緩急こそが荒川弘の真骨頂。『銀の匙』や『百姓貴族』で見せる人間観察の鋭さが、ここでは命がけの戦いの中で炸裂しているんですね。

27巻という長さを感じさせない物語の密度。伏線が幾重にも張り巡らされ、最後の1ページまで一切無駄がない。読み終えたとき、あなたは確実に「何か大切なもの」を受け取っているはずです。

まだ読んでいないなら、今すぐ手に取ってください。この衝撃を、あなたにも味わってほしいんです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『鋼の錬金術師』は全何巻?

全27巻で完結済みです。