『怪獣8号』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
怪獣が跋扈する世界で、かつて怪獣討伐を夢見た男・日比野カフカは、夢破れて怪獣専門清掃業者として働く日々を送っていた。しかし運命は皮肉にも、彼を怪獣そのものへと変えてしまう。人間でありながら怪獣化する特異体質を抱えた彼は、若き防衛隊員たちと共に、再び怪獣討伐の最前線へ向かうことになるのだが……。
少年ジャンプ+の看板作品として2020年に連載を開始した本作は、累計発行部数1900万部を超え、2025年には映画化まで果たす。松本直也にとって2作目の連載となる本作の強みは、大人の主人公という設定にある。夢に破れた30代男性が、若者たちの間で再起を図るという構図は、少年漫画の文脈においては異色だ。しかも彼は味方でありながら討伐対象でもあるという二重性を抱える。アクションの迫力とコメディの緩急、そして年齢差を超えた仲間との絆が、この作品を単なる怪獣バトル漫画以上のものにしている。次にくるマンガ大賞Web部門で第1位を獲得したのも、その完成度の高さゆえだろう。
既刊16巻。Production I.G制作のアニメも好評を博し、映画公開も控えた今、このビッグウェーブに乗り遅れる理由はありません。
まだ読んでいないあなたへ
32歳。
怪獣清掃員。
幼なじみは防衛隊のエース隊員として最前線で戦い、自分は怪獣に破壊された街のゴミ拾いをしている。子どもの頃に二人で誓った「一緒に怪獣を倒す」夢は、とっくに諦めたはずだったんです。でもある夜、謎の生物が体内に侵入して――気づいたら自分が「怪獣」になっていた。人類の敵として駆除される側に。
この設定が天才的なのは、「大人になって夢を諦めた全ての人間」の心を一撃で撃ち抜くからなんですよ。32歳って、もう遅いよねって自分で線を引いてしまう年齢じゃないですか。そこに「最悪の形で」チャンスが転がり込む。人間として生きるか、化け物の力で夢を掴むか。その葛藤が、ページをめくる手を止めさせないんです。
しかも主人公、怪獣になってもクソ真面目に清掃員の仕事を続けるんですよ。「誰かがやらなきゃいけない仕事」への誇りを捨てない男が、規格外の力を手にしたらどうなるのか。この対比が胸に刺さります。
少年ジャンプ+で2020年連載開始、既刊16巻。次にくるマンガ大賞第1位、アニメ化に実写映画化、累計発行部数1900万部超え。これだけ評価される理由は、読めば分かります。「遅すぎることなんてない」って信じたい全ての人に、この熱量を受け取ってほしいんです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『怪獣8号』は全何巻?
全16巻で完結済みです。