『剣よりも、華よりも~軍人侯爵と男装令嬢の婚姻譚~』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
早川子爵家の剣士・藤村雛は、ある理由から性別を偽り"宗一郎"として、家の令嬢・牡丹を守る日々を送っている。そこへ陸軍中佐にして藍澤侯爵家の次男・藍澤十三が現れ、義賊団との戦いを共にすることに。圧倒的な剣の腕を持つ十三は雛に「トモダチになれ!」と迫り、やがて彼女の正体を見抜いてしまうのだが……。
ライブコミックスから既刊6巻。男装設定を用いた歴史恋愛譚は数多あれど、本作が巧みなのは、主人公が単なる「守られる側」に留まらない点です。雛は剣士として実力を持ち、職務として男装している。その彼女が出会うのは、階級も家格も上回る破天荒な軍人で、しかも彼は性別を見抜いた後も態度を変えない。力関係の逆転を恐れず、対等な関係性を描こうとする姿勢が心地よい。十三の「余計なことを考えずに、俺だけを見ろ」という台詞に象徴されるように、本作は雛が自らの望みを問い直していく物語でもある。早川邸を離れ、十三のもとで生活を始めた雛が、剣を振るう目的を見失いながらも、新たな自分を模索していく展開は、恋愛の枠を超えた成長譚としても読み応えがあります。
性別を偽って生きてきた女性が、ありのままの姿を受け入れられる相手と出会う。この王道を、軍人と剣士という対等な力を持つ者同士の関係として描き直した本作を、ぜひ手に取ってみてください。
まだ読んでいないあなたへ
既刊6巻。
止まらないんです、この物語。
藤村雛は、男装して"宗一郎"と名乗り、早川家の令嬢を守る剣士として生きている。なぜ女性であることを隠さなければならないのか。その理由は、彼女の人生を縛りつけている鎖そのものなんです。
そこへ現れるのが、陸軍中佐の藍澤十三。義賊団を相手に剣を振るう姿に圧倒される雛へ、彼は笑顔で「トモダチになれ!」と迫ってくる。破天荒で、まっすぐで、どこか危うい。彼の前では、雛が"宗一郎"として築いてきた全てが揺らぎ始めるんですよ。
この作品の凄みは、性別を偽る理由が単なる設定で終わらないところです。雛が剣を持つ意味、"宗一郎"として生きてきた日々、そして十三と向き合うたびに浮かび上がる「自分の望み」。読み進めるほど、彼女の心の檻がどれほど深いかが見えてくる。
十三に正体がバレたとき、雛は「もう友達ではいられない」と絶望する。けれど彼は気にも留めず、雛をある場所へ連れていく。その場面で何が起きるのか——言えないんです。ただ、この男の懐の深さと、雛への向き合い方に、胸が震えるのは間違いない。
「余計なことを考えずに、俺だけを見ろ」。そう言い放つ十三の言葉は、命令じゃないんです。彼女の自由を奪うものでもない。むしろ、雛が初めて「自分のために生きる」選択肢を手にする瞬間なんですよ。
自由を知らなかった少女が、破天荒な男と出会い、本当の自分を取り戻していく。その過程で描かれる葛藤、決断、そして二人の距離の縮まり方が、丁寧で、切なくて、美しい。
6巻まで出ています。読み始めたら、雛の行く末が気になって仕方なくなる。彼女がどんな"望み"を見つけるのか、その答えを見届けたくなるんです。
巻一覧(発売順)全6巻
よくある質問
『剣よりも、華よりも~軍人侯爵と男装令嬢の婚姻譚~』は全何巻?
全6巻で完結済みです。
『剣よりも、華よりも~軍人侯爵と男装令嬢の婚姻譚~』の最新刊は?
最新刊は第6巻(2月27日(金)発売)です。
『剣よりも、華よりも~軍人侯爵と男装令嬢の婚姻譚~』の作者は誰?
町田響先生の作品です。
『剣よりも、華よりも~軍人侯爵と男装令嬢の婚姻譚~』の出版社は?
ライブコミックスから出版されています。