『宝飾師は秘密を着飾る~辺境の姫ですが、男装して皇宮に務めます~』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
辺境の姫・珠翠が抱いていたのは、皇族の服飾を手がける宝飾師になるという夢。しかし宝飾殿は女人禁制。叶わぬはずの願いが、ある日突然現実となる。身分を偽って採用試験を受けていた珠翠に、宝飾殿から採用通達が届いたのだ。家族の説得を振り切り、男装して宮廷に入り込んだ彼女を待ち受けていたのは、先輩たちからの難題と、第一皇子・暁との予期せぬ出会いだった……。
ライブコミックスから既刊6巻。安井優が描くのは、職業的憧れと性別の壁、そして身分詐称という三重の緊張を孕んだ中華風ロマンスである。この作品が巧みなのは、「夢を追う」という普遍的な物語の骨格を、宮廷という密室空間に閉じ込めることで、常に発覚の危険と隣り合わせの緊迫感を生み出している点だ。珠翠の正体が露見しそうになる場面では、読者も一緒に息を詰める。技術を磨く喜びと、素性がバレる恐怖。この二つの感情の振り幅が、物語に独特のリズムを刻んでいます。
宝飾師という題材の選択も見事です。装飾品という「美しいもの」を作る職業だからこそ、珠翠の女性性と男装という矛盾が、より鮮烈に浮かび上がる。夢と正体、どちらを守るのか。選択を迫られる瞬間が、やがて訪れます。
まだ読んでいないあなたへ
辺境の姫が、女人禁制の宝飾殿に男装して潜り込むんです。
珠翠は幼い頃から、皇族の服飾を作る宝飾師になりたかった。でも女性は宝飾殿に入れない。だから彼女は身分を偽って採用試験を受け、合格してしまった。家族は必死で止めるんですよ。「この名を捨ててでも、私は宝飾師になる夢を叶えたい」——その一言で、姫の身分も、女性としての未来も、全部置いて宝飾殿の門をくぐるんです。
バレたら一巻の終わり。それでも彼女が男として働き続けるのは、ただ夢を叶えたいだけじゃない。宝を作る指先に、自分の存在を刻みたいんです。先輩たちからの無茶振り、街で偶然助けてくれた人物が第一皇子だったこと、女性だとバレそうになる絶体絶命の瞬間——命懸けの綱渡りの中で、珠翠は本物の宝飾師になっていく。
第一皇子の暁は、珠翠に「願いごとを一つ叶えてやる」と言うんですよ。姫が男装してまで求めたものは何なのか。暁が彼女に惹かれていく理由は何なのか。二人の距離が近づくたび、バレる危険も高まっていく。
安井優が描く、誰にも明かせない覚悟を抱えた少女の物語。既刊6巻、宝飾と偽りと、静かに燃える想いが交錯する中華ロマンスです。
巻一覧(発売順)全6巻
よくある質問
『宝飾師は秘密を着飾る~辺境の姫ですが、男装して皇宮に務めます~』は全何巻?
現在6巻まで刊行中です。
『宝飾師は秘密を着飾る~辺境の姫ですが、男装して皇宮に務めます~』の最新刊は?
最新刊は第6巻(2月27日(金)発売)です。
『宝飾師は秘密を着飾る~辺境の姫ですが、男装して皇宮に務めます~』の作者は誰?
安井優先生の作品です。
『宝飾師は秘密を着飾る~辺境の姫ですが、男装して皇宮に務めます~』の出版社は?
ライブコミックスから出版されています。