『新暗行御史』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
滅びた国・聚慎にかつて存在した「暗行御史」。王の密命を受け、地方の悪政を糾す特殊官吏である。その最後の一人、文秀は、放火された村の生き残りの少女ロロと出会う。彼女の前に慈悲深い旅人として現れた女は、実は悪名高い領主だった。絶望するロロを救ったのは、領主の臣下として振る舞っていた文秀。彼こそが真の暗行御史だったのだ。予刀族の襲撃を受けた都では、文秀は若き領主を守ろうとしながら、次の瞬間、その頭を撃ち抜く。裏切りか、それとも——。
尹仁完が小学館から放つこの作品は、韓国発の歴史ファンタジーだ。暗行御史という史実に基づく設定を軸に、腐敗した社会を巡る旅が描かれます。文秀の行動は一見すると矛盾に満ちているが、その真意は常に正義の側にある。誰が味方で誰が敵か、表層だけでは判断できない。この緊張感が物語を駆動する。韓国では既に英語圏を含む多言語に翻訳され、世界中で読まれている点も見逃せない。既刊3巻の時点で、稀代の大魔法使いを自称する少年・房子も登場し、文秈の旅路に新たな要素が加わっています。
腐敗と正義、裏切りと信念。その境界を踏み越える暗行御史の旅を、今こそ追いかけるべきです。
まだ読んでいないあなたへ
滅んだはずの国の、消えたはずの正義が、いまも世を流れているんです。
東方の聚慎という国には、かつて「暗行御史」と呼ばれる王の特使がいました。悪政を糾弾し、庶民を救うために秘密裡に地方を巡る特殊官吏。国が滅びた後も、たった一人の暗行御史・文秀が浮世をさすらっているんですが、この男の正体の見せ方が尋常じゃないんですよ。
村を焼かれ、母を連れ去られた少女の前に現れた優しい女性旅人。少女は彼女を暗行御史だと信じるんです。ところがその正体は、村を焼いた張本人である魔女と呼ばれる領主。絶望の底に突き落とされた瞬間、今まで悪の手先だと思っていた男が暗行御史だったと知る。この衝撃。この構成の巧さ。1話目から読者の予想を裏切り続ける快感があるんです。
しかも文秀という男、民衆を守るために敵のリーダーの前で味方の領主を撃ち抜くんですよ。民衆は息を飲む。読者も息を飲む。正義とは何か、その問いを突きつけながら、彼は誰も予測できない方法で世直しをしていく。
腐敗した世界を、正面突破ではなく、策略と覚悟で切り開く暗行御史の旅路。尹仁完が描く正義の形は、既刊3巻の時点ですでに読者の心を掴んで離さないんです。
巻一覧(発売順)全3巻
よくある質問
『新暗行御史』は全何巻?
全3巻で完結済みです。
『新暗行御史』の最新刊は?
最新刊は第3巻(2月19日(木)発売)です。
『新暗行御史』の作者は誰?
尹仁完先生の作品です。
『新暗行御史』の出版社は?
小学館から出版されています。