ふしぎ遊戯』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

中学3年生の夕城美朱は、図書館で親友の唯とともに「四神天地書」という古い本を見つける。読み終えれば朱雀の力を手に入れ、望みが叶うというその本を開いた瞬間、二人は本の中へ吸い込まれてしまう。額に"鬼"と書かれた青年・鬼宿に助けられ、なんとか現実世界へ戻った美朱だったが、今度は唯が本の中に残されてしまった。紅南国の「朱雀の巫子」として国を導く役目を負わされた美朱は、七人の朱雀七星士を探す旅に出る。だが、敵対する倶東国もまた青龍の巫子を擁し、美朱を狙っていた……。

渡瀬悠宇が『Sho-Comi』で連載し、第40回小学館漫画賞少女部門を受賞した本作は、1990年代少女漫画における異世界ファンタジーの金字塔です。古代中国風の架空世界を舞台に、巫子と七星士という独自の設定を構築し、逆ハーレム要素と神話的要素を融合させた点で、後続作品に多大な影響を与えました。親友との友情が恋愛によって揺らぎ、やがて敵対へと転じる展開は、少女漫画の王道テーマである友情と恋愛の二項対立を鮮烈に描き出しています。1995年のアニメ化、映画化に加え、台湾や韓国でも高い支持を得た本作は、国境を越えて支持された稀有な作品といえるでしょう。

既刊4巻ながら、物語は巫子と七星士の運命が交錯する本格的な展開へと突入します。古代世界の冒険と少女たちの感情の機微が織りなす本作は、今もなお色褪せない魅力を放っています。

まだ読んでいないあなたへ

図書館で古い本を開いた瞬間、中学3年生の美朱は本の中の世界に吸い込まれてしまうんです。

受験勉強の真っ最中だった現代の女子中学生が、古代中国風の異世界で「朱雀の巫子」として国を導く役目を負わされる。額に「鬼」の字を持つ青年・鬼宿に命を救われ、皇帝に頼まれ、七人の守護者を探す旅に出る。ただ元の世界に戻りたいだけだった彼女が、次第にこの世界の人々と深く結びついていく過程が、胸を締めつけるんですよ。

何より切ないのは、一緒に本の世界に入った親友・唯との関係なんです。美朱を助けに来たはずの唯が、やがて敵対する青龍の巫子となり、復讐を誓う。友情と恋が絡み合い、ふたりの少女は違う陣営に引き裂かれていく。「鬼宿に会いたくて戻ってきた」というたった一言が、長年の友情を壊してしまう瞬間の痛みは、読んでいて息ができなくなるほどです。

愛する人を守るために単身敵国へ向かう決断、国と国との戦争の狭間で巫子としての責務と自分の気持ちの間で揺れる葛藤、そして失われた友情を取り戻すための願い。美朱が背負うものは、15歳の少女には重すぎるんです。でも彼女は逃げない。その強さと脆さが同居する姿に、どうしても目が離せなくなるんですよ。

小学館漫画賞を受賞し、アジア各国でも愛されてきた理由がわかります。既刊4巻、渡瀬悠宇が描く、本の中から始まる壮大な物語を、ぜひ手に取ってみてください。

巻一覧(発売順)10

よくある質問

『ふしぎ遊戯』は全何巻?

全10巻で完結済みです。

『ふしぎ遊戯』の作者は誰?

渡瀬悠宇先生の作品です。

『ふしぎ遊戯』の出版社は?

小学館から出版されています。