『黎明のアルカナ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
人質として敵国の王子に嫁いだセナン国の王女ナカバは、たった一人の従者ロキと共に見知らぬ地へ送られる。夫となったベルクート王子シーザは華麗な容姿の持ち主だが、その性格は強引でわがまま。愛人までいる始末で、ナカバを「所有物」と言い放つ。形だけの政略結婚のはずが、ナカバが秘めた「刻のアルカナ」という謎の力が明らかになるにつれ、三人の関係は予想外の方向へ動き出す……。
藤間麗が小学館『Cheese!』に連載し、第35回講談社漫画賞少女部門を受賞した本作は、政略結婚というモチーフを「力の覚醒」と絡めた構成が見事です。ナカバの未来視能力「刻のアルカナ」は単なる設定装置ではなく、物語を前へ押し進める核となっている。初めは反発し合うナカバとシーザが互いを理解していく過程を、幼い頃から姫に仕えてきたロキが見守る。この三角関係の緊張感が、甘さだけに終わらないロマンスファンタジーとして作品を成立させています。
既刊4巻。2013年にはアニメ化、2014年には実写映画化もされた人気作です。政略結婚ものの王道を押さえつつ、特殊能力が絡む展開で一気に読ませます。
まだ読んでいないあなたへ
講談社漫画賞受賞。
アニメ化、実写映画化。
人質として敵国に嫁ぐって、どんな気持ちなんでしょうね。顔も見たことない王子の元へ、たった1人の従者を連れて。政略結婚なんて綺麗な言葉ですけど、要するに和平の人質なんです。セナン国の姫ナカバが置かれたのは、そういう立場でした。
相手のシーザ王子は、見た目は華麗。でも性格は強引でわがまま、しかも愛人付き。「お前は俺の所有物だ」なんて平気で言ってくるんです。形だけの結婚で終わるはずだったのに、ナカバが持つ「ある力」のせいで、唯一の味方だった従者ロキとも引き離されて――。
そこから始まる関係が、予想外の方向へ転がっていくんですよ。シーザがナカバに本気で惹かれていく過程、ナカバが少しずつ心を開いていく瞬間。そしてロキが二人を見守りながら抱える想い。三人の距離感が、読むたびに切なくなります。
ナカバの持つ「刻のアルカナ」という力が物語の鍵なんです。未来が視えてしまう。大切な友人が剣に刺される場面を視てしまったとき、ナカバは自分の力を解放する決断をします。誰かを守るために、この力はあるのかもしれないって。
政治と人間の感情が絡み合う中で、自分の意志で立ち上がっていく姫の物語。既刊4巻、ぜひ手に取ってみてください。
巻一覧(発売順)全4巻
よくある質問
『黎明のアルカナ』は全何巻?
全4巻で完結済みです。
『黎明のアルカナ』の最新刊は?
最新刊は第4巻(2月16日(月)発売)です。
『黎明のアルカナ』の作者は誰?
藤間麗先生の作品です。
『黎明のアルカナ』の出版社は?
小学館から出版されています。