『15分の少女たち ーアイドルのつくりかたー』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
大手芸能事務所「ムーンライト」の新入社員・小林竜馬は、新設アイドルグループのプロジェクトに配属され、オーディションのメイキング映像撮影を任される。そこで彼が目撃したのは、緊張で倒れた少女をカメラに収め、「いい絵が撮れた」と言い放つプロデューサーの姿。アイドルビジネスの裏側で、候補者たちは世間の注目という魔力に押しつぶされていく……。
『左ききのエレン』で才能と凡才の物語を描いたかっぴーが、今度はアイドル産業の構造にメスを入れた。この作品が秀逸なのは、華やかなステージの手前で繰り広げられる「ビジネス」の論理を、新人社員の視点から容赦なく描き出す点だ。過呼吸で倒れた少女をコンテンツとして消費する冷徹さ、オーディションという見世物が持つ暴力性――。ビッグコミックスピリッツ誌上で2022年から2024年にかけて連載されたこの作品は、アイドルを「プロデュースする側」の人間ドラマとして、従来のアイドル漫画とは一線を画す視座を獲得している。アンディ・ウォーホルの「15分間の名声」という言葉を引きながら、その先に何があるのかを問う構成も鋭い。
夢を売る仕事の残酷な真実を、あなたは受け止められますか。
まだ読んでいないあなたへ
アイドルの裏側を覗いたことがありますか?
あるオーディション会場で、緊張のあまり過呼吸で倒れた少女を見て、プロデューサーがこう言い放つんです。「いい絵が撮れた」って。この一言で、私たちが知らない世界の輪郭が一気に浮かび上がってくる。『左ききのエレン』のかっぴーが描くのは、キラキラしたステージの話じゃない。アイドルを"つくる"側の、容赦ないビジネスの現場なんです。
主人公は大手芸能事務所の新入社員・小林竜馬。メイキング映像を撮る係として配属されたばかりの彼が、アイドルオーディションの裏で目撃するのは、華やかさとは真逆の光景でした。世間の注目を浴びたオーディションは、参加する少女たちを押しつぶしていく。その魔力の正体を、小林は、そして私たち読者は、徐々に理解していくことになります。
この作品が描くのは、誰かの夢を商品に変える仕事のリアルです。アイドルになりたい少女たちの15分間の輝きを、どう搾取し、どう守り、どう育てるのか。プロデューサーたちの冷徹な判断の裏には、何があるのか。ビジネスの論理と人間の感情が激しくぶつかり合う瞬間を、この漫画は一切の美化なしに見せてくれるんです。
かっぴーと戸井理恵が紡ぐのは、アイドルプロデュース譚であると同時に、夢を売る仕事に就いた若者の成長物語でもあります。小林が困惑し、葛藤し、それでも前に進んでいく姿は、どんな業界で働く人にも刺さるはずです。
既刊6巻。アイドルに興味がなくても、ビジネスの裏側に興味がある人なら必読の一作です。
巻一覧(発売順)全2巻
よくある質問
『15分の少女たち ーアイドルのつくりかたー』は全何巻?
全2巻で完結済みです。
『15分の少女たち ーアイドルのつくりかたー』の最新刊は?
最新刊は第2巻(2月3日(火)発売)です。
『15分の少女たち ーアイドルのつくりかたー』の作者は誰?
かっぴー先生の作品です。
『15分の少女たち ーアイドルのつくりかたー』の出版社は?
小学館から出版されています。