『カルト・アイドル ~宗教に人生を狂わされた少女~』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
カルト宗教の代表を母に持つ少女・つむぎ。「王子」と呼ばれる兄とは対照的に、宗教施設で虐げられる日々を送る彼女は、誕生日に忌まわしいイニシエーションを受けることになる。母の愛を求めながらも、復讐の炎を心に灯すつむぎ。果たして彼女は、この歪んだ世界で目的を遂げることができるのか……。
原作を手がけるのは『無間地獄』『カリスマ』などで知られる新堂冬樹。かざあなの作画と組んだこの悪虐×ノワールは、宗教という閉鎖空間における暴力と支配の構造を、少女の視点から容赦なく描き出します。カルトものの漫画は数あれど、本作が際立つのは、被害者である主人公が単なる救済対象ではなく、復讐という明確な意志を持つ点です。母への愛憎が入り混じる感情は、読む者の心を掴んで離しません。ぶんか社から既刊15巻、この長期連載が示すのは、一過性のセンセーショナリズムではなく、練り込まれた物語の骨太さでしょう。
宗教二世の問題が社会的にクローズアップされる今、フィクションだからこそ踏み込める領域があります。重いテーマに真正面から挑んだこの作品、見逃す手はありません。
まだ読んでいないあなたへ
既刊15巻。
ここまで読者を引きずり込む「毒」を持った作品は、そうそうありません。
主人公のつむぎは、カルト宗教の代表である母親の娘として生まれました。でも彼女が受けるのは愛情ではなく、差別なんです。「王子」と呼ばれてチヤホヤされる兄とは対照的に、つむぎは宗教施設で虐げられ続ける。母親は目の前にいるのに、自分を見てくれない。この構造そのものが、読んでいて息が詰まるほど残酷なんですよ。
そして誕生日に、つむぎは「イニシエーション」を受けることになります。宗教がらみの通過儀礼と聞いただけで、何か忌まわしいことが起きるのは想像がつきますよね。彼女が「あの女だけは、絶対に許さない」と言い放つとき、その「あの女」が実の母親を指しているという事実が、この物語の闇の深さを物語っています。
作画のかざあなと、原作の新堂冬樹という強力タッグが描き出すのは、愛情を乞いながら同時に復讐に燃える少女の姿です。普通、この二つの感情は両立しないはずなんです。でも宗教という檻の中で、歪んだ親子関係の中で、つむぎは矛盾した感情を抱えたまま生きるしかない。
これは単なる宗教批判の物語じゃありません。愛されたかった子どもが、愛してくれなかった親にどう向き合うのか。その問いが、悪虐とノワールの衣をまとって突きつけられる作品なんです。
巻一覧(発売順)全1巻
よくある質問
『カルト・アイドル ~宗教に人生を狂わされた少女~』は全何巻?
全1巻で完結済みです。
『カルト・アイドル ~宗教に人生を狂わされた少女~』の最新刊は?
最新刊は第3巻(2月19日(木)発売)です。
『カルト・アイドル ~宗教に人生を狂わされた少女~』の作者は誰?
かざあな先生の作品です。
『カルト・アイドル ~宗教に人生を狂わされた少女~』の出版社は?
ぶんか社から出版されています。