『ちょっと聞いてよ! 宮澤さん(話売り)』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
動物園で働く50歳の飼育員・宮澤としおには、人には言えない特技がある。動物と会話ができるのだ。彼のもとには日々、園内の動物たちが人間顔負けの悩みを抱えて相談にやってくる。飼育員と動物たちの、奇妙だが温かな日常が始まる……。
秋田書店「gateau」誌の連載作品。うすはるが描く本作は、ファンタジー設定を持ち込みながらも、動物園という舞台を通じて人間関係の機微を描き出す点に特徴がある。動物の悩みは擬人化されたコメディとして機能しつつ、宮澤という中年男性の視点が物語に独特の落ち着きを与えています。50歳という年齢設定が、若い主人公では成立しない包容力と距離感を生んでいる。動物たちの相談内容が「人間顔負け」である点も、この作品が単なる癒し系に留まらない理由でしょう。
既刊3巻。動物園を舞台にした作品は数多いが、飼育員が動物の相談役になるという切り口は新鮮です。日常に小さな非日常を織り込んだ、肩の力を抜いて読める一作。
まだ読んでいないあなたへ
50歳の飼育員が動物と話せる、ただそれだけの設定なのに、なぜこんなに胸が締め付けられるんでしょう。
宮澤としおさんは毎日、園内の動物たちから相談を受けるんです。でもその悩みが、人間社会で私たちが抱えているものとあまりに似ていて、笑っているうちにハッとさせられるんですよ。動物たちは「獣の姿」をしているのに、言葉にする悩みは驚くほど人間くさい。その落差が、ページをめくる手を止めさせないんです。
うすはる先生が描くのは、派手なドラマじゃなくて、日常の中にある小さなつまずきと、それに向き合う姿なんですね。宮澤さんは超能力者でも英雄でもない、ただの50歳の飼育員。だからこそ彼の言葉には重みがあって、動物たちへのアドバイスが、そのまま読んでいる私たちの心にも染み込んでくる。
この作品の本当の凄さは「動物と話せる」という奇想を、誰にでも届く普遍の物語に昇華させたところなんです。読み終えた後、動物園に行きたくなるというより、目の前にいる誰かの話をちゃんと聞きたくなる。そういう温度を持った漫画って、そうそうないんですよ。
既刊3巻。まだ追いつけます。
巻一覧(発売順)全3巻
よくある質問
『ちょっと聞いてよ! 宮澤さん(話売り)』は全何巻?
全3巻で完結済みです。
『ちょっと聞いてよ! 宮澤さん(話売り)』の最新刊は?
最新刊は#1(2月20日(金)発売)です。
『ちょっと聞いてよ! 宮澤さん(話売り)』の作者は誰?
うすはる先生の作品です。
『ちょっと聞いてよ! 宮澤さん(話売り)』の出版社は?
秋田書店から出版されています。