『怖い女 ~好き、嫌い、許さない~』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
妻公認の不倫相手という奇妙な立場から、育児という新たな役割へ転身した麻里絵。だが平穏は束の間、空多への執着は形を変えて深化してゆく。一方、元カノ桜子によって新婚生活を引っ掻き回された史恵は、時を経て息子が成長した後も続く因縁に決着をつけるべく動き出す……。
講談社から既刊3巻で完結した本作は、女性たちの愛憎が生む復讐劇を描くオムニバス形式の成人向け作品である。岡峯有衣子は、男女関係の歪みと執着を容赦なく描き出す手腕に定評がある作家です。本作でも、表層的な"悪女もの"には回収されない、女性の感情の複雑な襞を掬い取っている。妻と不倫相手が共存する異様な三角関係、元カノが時間を超えて再び侵食してくる構図——。いずれも単純な善悪では割り切れない人間の業を、エロスとともに濃密に描写する。各エピソードは独立しているが、全体を通して浮かび上がるのは「許さない」という感情が人を突き動かす原動力となる様だ。
愛と憎しみの境界が曖昧になったとき、女性たちは何を選び取るのか。その答えを確かめたい方にこそ、手に取っていただきたい一作です。
まだ読んでいないあなたへ
既刊3巻。
この短さで、ここまで人間の業を抉るのか。
「妻公認の不倫」という言葉を聞いて、どう思います? きれいごとに聞こえますよね。でもそんな関係を選んだ女性が、なぜか育児を志願するんです。相手の男のために。普通に考えたらおかしい。狂ってる。でも岡峯有衣子が描くと、その狂気がまっすぐな感情に見えてくる。愛って、こういうことかもしれないって思わされるんです。
オムニバス形式で、別の女たちの物語も展開します。夫の元カノに新婚生活をめちゃくちゃにされた妻。何年も経ってから、その息子たちが育った頃に再び魔の手が伸びてくる。女同士の戦いは、世代を超えて続くんですよ。
タイトル通り「怖い女」たちの話なんですが、読んでいくと怖いのは女だけじゃないって気づきます。クズ男たちの身勝手さ、都合のいい言い訳、責任から逃げる姿勢——そういうものが積み重なって、女たちを「怖い女」に変えていくんです。因果が反転する瞬間、背筋がゾクッとします。
愛憎劇って聞くとドロドロで重たいイメージかもしれません。でもこの作品、読後感が不思議と爽快なんです。やられたらやり返す。その仕返しの方法が、ただ派手なだけじゃなくて計算されてる。女たちの復讐に、読んでるこっちまで拳を握りしめてしまう。
3巻で完結してるから、週末に一気読みできます。人間関係の暗部を、ここまで鋭く切り取った作品、そうそうないですよ。
巻一覧(発売順)全1巻
よくある質問
『怖い女 ~好き、嫌い、許さない~』は全何巻?
全1巻で完結済みです。
『怖い女 ~好き、嫌い、許さない~』の最新刊は?
最新刊は第4巻(2月20日(金)発売)です。
『怖い女 ~好き、嫌い、許さない~』の作者は誰?
岡峯有衣子先生の作品です。
『怖い女 ~好き、嫌い、許さない~』の出版社は?
講談社から出版されています。