大正吸血鬼(ヴァンパイア)の末弟は血ではなく蜜をご所望です』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

著者: 黒崎リリー

出版社: 秋田書店

6巻最新刊: 第6巻3月17日(火)

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

大正吸血鬼(ヴァンパイア)の末弟は血ではなく蜜をご所望です 第6巻の表紙画像

第6巻

3月17日(火)

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この作品について

大正三年、読書好きの少女・一葉あさなは、文通相手「月ノ宮さま」に会うため単身上京する。だが月ノ宮家の屋敷で待っていたのは、人間の娘を支配し夜な夜な吸血する長兄・宵威と次兄・紫暮、そして人の血を吸うことを拒む末弟・朔だった。吸血鬼一族の三兄弟。薬を盛られ、獲物として狙われたあさなを守ろうとする朔。しかし兄たちは、朔が本当にあさなの血を吸ったのか疑い始める……。

秋田書店の女性向けレーベル「Renai LoveMAX」から既刊6巻。吸血鬼ものといえば耽美か、あるいはバトルアクションへ傾斜しがちなところ、本作は大正という時代設定を活かし、洋館の閉鎖空間で繰り広げられる支配と庇護の構図を丁寧に描く。タイトルにある「蜜」が何を指すかは読めばわかるが、ここで重要なのは、吸血という行為そのものが持つ暴力性と官能性を、兄弟間の力学を通じて多層的に描き分けている点だ。長兄と次兄が体現する古典的な吸血鬼像に対し、末弟・朔はそれを拒絶する。その拒絶が単なる優しさではなく、あさなとの関係性を根底から問い直す装置として機能している。

血を吸わない吸血鬼と、吸血鬼に囚われた少女。禁忌と愛が交錯する大正浪漫です。

まだ読んでいないあなたへ

血を吸わない吸血鬼なんです。

大正3年、文通相手に会いに東京へ出た少女・あさなが迷い込んだのは、吸血鬼一族の月ノ宮家。長兄と次兄は人間の娘たちから夜な夜な血を吸い、支配している。けれど末弟の朔だけは違うんです。人の血を吸うことを拒み、あさなを守ろうとする。なぜ彼だけが血を拒むのか。その理由が明かされたとき、あなたは息を呑みます。

この作品の核心は「禁忌と庇護」なんですよ。兄たちは朔があさなの血を吸っているのか疑い、確かめようと迫る。逃げ場のない屋敷で、重傷を負わされてまで彼女を守ろうとする朔。絶体絶命の状況で、あさなは自分が「しもべ」になったと演じて危機を脱するんです。傷ついた朔を治癒するために、彼女が差し出すのは血ではなく別の体液。この選択に込められた意味を知ったとき、二人の関係の深さが胸に突き刺さります。

大正という時代の閉塞感と、吸血鬼という絶対的な力の差。圧倒的に不利な状況で、それでも互いを守ろうとする二人の必死さが、既刊6巻を通して積み重なっていくんです。

甘美さと緊迫感が同居する、大人の女性に贈る物語。黒崎リリーが描く、忌まわしくも淫らな愛のかたちを、ぜひその目で確かめてください。

巻一覧(発売順)6

よくある質問

『大正吸血鬼(ヴァンパイア)の末弟は血ではなく蜜をご所望です』は全何巻?

全6巻で完結済みです。

『大正吸血鬼(ヴァンパイア)の末弟は血ではなく蜜をご所望です』の最新刊は?

最新刊は第6巻(3月17日(火)発売)です。

『大正吸血鬼(ヴァンパイア)の末弟は血ではなく蜜をご所望です』の作者は誰?

黒崎リリー先生の作品です。

『大正吸血鬼(ヴァンパイア)の末弟は血ではなく蜜をご所望です』の出版社は?

秋田書店から出版されています。