『とある空言、ボクの秘密』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
高校生の翔太は、他人の本心──「パラドックス」が見えてしまう。建前と本音の乖離、善意の裏に潜む悪意、友情の仮面を被った打算。人が口にする言葉と心の声のズレを否応なく知覚してしまう彼は、当然のように人間が嫌いになった。唯一の理解者である祐一とともに、クラスメイトたちの本心に触れ、次々と事件に巻き込まれていく。やがて2年生に進級し、友人も増えた翔太の前に、友達が豹変する事件が立ちはだかり、さらには「家族は本当の家族ではなかった」という事実が明かされる……。
月刊Asukaに連載され、第1回Asukaマンガ大賞を受賞した本作は、少女漫画の枠組みで超能力モノを描きながら、人間関係の本質に切り込む異色作だ。鳩也直が描くのは、透視能力という設定を借りた、現代の若者が抱える孤独の寓話である。誰もが多かれ少なかれ経験する「他人の本音が怖い」という感覚を、翔太の能力は極限まで増幅させる。本心が見えてしまうことで人間嫌いになるという設定は逆説的だが、だからこそリアルだ。SNS時代の我々もまた、見たくない本音を見てしまう呪いを、程度の差こそあれ共有している。
既刊3巻でクライマックスを迎える本作は、人間の闇と光を見つめ続けた少年の結論を描く。他人の本心が見えたとき、あなたはどう生きるか。
まだ読んでいないあなたへ
人の本音が見えたら、あなたは耐えられますか。
高校生の翔太には、他人の本心「パラドックス」が見える能力があるんです。建前の裏に渦巻く嫉妬、善意の仮面を被った悪意、優しい言葉の奥に隠れた侮蔑。そんなものが丸見えになったら、人間なんて信じられなくなって当然ですよね。だから翔太は人が嫌いになった。ただ一人、秘密を知る祐一だけを除いて。
でもこの作品、ただ「人間って怖いね」で終わらないんです。翔太はクラスメイトたちの本心を知ってしまうからこそ、彼らが抱える痛みも、助けを求める叫びも見逃せない。人間嫌いなのに、放っておけない。その矛盾が、彼を次々と事件に引きずり込んでいくんです。
2年生になって友達も増えて、やっと穏やかな日常が訪れたと思った矢先、友人の豹変。そして3巻で明かされる衝撃——翔太の家族は、本当の家族ではなかった。能力の秘密、家族の正体、すべてが繋がっていくクライマックスで、この物語が何を問いかけていたのかが見えてくるんです。
本心が見えるって呪いですか、それとも祝福ですか。人を信じるってどういうことですか。鳩也直が第1回Asukaマンガ大賞を受賞したこの作品は、既刊3巻で物語の核心に迫ります。
人間の闇も光も、全部見た上でどう生きるか。その答えを、翔太と一緒に探してみてください。
巻一覧(発売順)全3巻
よくある質問
『とある空言、ボクの秘密』は全何巻?
全3巻で完結済みです。
『とある空言、ボクの秘密』の最新刊は?
最新刊は第3巻(3月25日(土)発売)です。
『とある空言、ボクの秘密』の作者は誰?
鳩也直先生の作品です。
『とある空言、ボクの秘密』の出版社は?
kadokawaから出版されています。