『兎は獣の肚の底でしあわせな夢をみる[1話売り]』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
兎は獣の肚の底でしあわせな夢をみる[1話売り] 第9話は5月23日(土)発売予定
刊行ペース
平均: 約31日間隔
直近: 約32日間隔
この作品について
家庭にも学校にも居場所のない女子高生・兎村雪穂の日常は、ある日突然崩れ落ちる。謎の怪物による学校襲撃。彼女は咄嗟に同級生・幽狐を庇い、重傷を負った。だが幽狐は神獣の力を継ぎ怪物と戦う一族【神祇官】の末裔であり、そして雪穂の血肉は神祇官にとって「極上の餌」だった。孤独な少女は、その身を求められることで、初めて誰かに必要とされる……。
白泉社「花とゆめ」が送り出す本作は、「本能のまま愛される」という副題が示す通り、被食と愛情の境界を曖昧にする設定が核にある。ファンタジーロマンスのジャンルにおいて「異能者に求められるヒロイン」という構図は珍しくないが、ここでは「食べられる」という生理的欲求が愛の言語として機能する点が特異だ。孤独な少女が「餌」として価値を見出されることで救済と依存の螺旋に巻き込まれていく、その危うさと甘美さのバランスが、月永遠子の手腕の見せどころといえるでしょう。既刊8巻を数える本作は、少女漫画の王道を踏まえつつ、捕食と献身という両義的な関係性を通じて読者を惹きつけます。
誰にも必要とされなかった少女が、初めて「欲される」快楽と恐怖を知る物語です。
まだ読んでいないあなたへ
誰かを庇って流した血が、その人の「餌」になる。
兎村雪穂は、家でも学校でも誰からも必要とされていない女子高生でした。それでも同級生の幽狐が怪物に襲われたとき、反射的に身を投げ出したんです。大怪我を負って、もう終わりだと思った瞬間、彼が明かしたのは「神獣の力を継ぐ一族・神祇官の血筋」という秘密。そして雪穂の血肉は、その一族にとって「極上の餌」だったんです。
誰にも求められなかった少女が、生きるために誰かに喰われる関係に巻き込まれていく。この設定、怖いですよね。でも同時に、初めて「必要とされる」実感を得る瞬間でもあって。その両義性が胸を締めつけるんです。
本能で求められるって、愛なんでしょうか。それとも捕食なんでしょうか。雪穂が差し出すのは自分の身体で、幽狐が受け取るのは彼女の命そのもの。この危うい距離感が、ページをめくる指を止めさせないんですよ。
月永遠子が描く学園ファンタジーロマンスは、ただ甘いだけじゃありません。孤独だった少女が、喰われることで初めて誰かとつながる痛みと歓びを、既刊8巻で丁寧に紡いでいます。
「本能のまま愛される」の意味を、あなた自身の目で確かめてください。
巻一覧(発売順)全11巻
よくある質問
『兎は獣の肚の底でしあわせな夢をみる[1話売り]』は全何巻?
現在8巻まで刊行中です。
『兎は獣の肚の底でしあわせな夢をみる[1話売り]』の最新刊は?
最新刊は第8話(4月25日(土)発売)です。
『兎は獣の肚の底でしあわせな夢をみる[1話売り]』の次巻はいつ?
第9話が5月23日(土)に発売予定です。
『兎は獣の肚の底でしあわせな夢をみる[1話売り]』の作者は誰?
月永遠子先生の作品です。
『兎は獣の肚の底でしあわせな夢をみる[1話売り]』の出版社は?
白泉社から出版されています。