『【単話売】待てば甘露の日和あり~大正零落華族のとりかえ婚~』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
刊行ペース
平均: 約29日間隔
直近: 約29日間隔
この作品について
没落華族の七生は、姉・綾子の身代わりとして実業家の志波総太郎に嫁ぐ。侍女として働き詰めだった彼女にとって、銀座の百貨店も恋愛小説も、すべてが初めて触れる世界だった。感情を隠せない素直な振る舞いに、総太郎は「そのままでいてほしい」と告げる。身代わりの事実は互いに了承済み。それでも総太郎は、今目の前にいる「綾子」を伴侶に選ぶと言った——。
『週刊ヤングジャンプ』連載の本作は、大正という時代の匂いを丁寧にすくい取った作品です。零落した華族と新興実業家という組み合わせは、階級が流動化する時代の空気そのもの。七生が百貨店で目を輝かせ、恋愛小説に夢中になる姿は、近代化がもたらした文化の波を体現している。小倉アズキは青年誌で活動する作家ですが、この作品では時代考証への目配りと、抑制の効いた恋愛描写で読ませます。身分違いの恋でも、すれ違いの誤解でもない。互いの事情を理解した上で、それでも惹かれ合う——その静かな熱量が、大正という時代の装いと絶妙に響き合っています。
既刊3巻。身代わり婚という設定を時代劇として昇華させた、端正な一作です。
まだ読んでいないあなたへ
既刊3巻。
大正時代に、姉の身代わりとして嫁いだ華族の娘の物語なんです。
七生は侍女でした。朝から晩まで働きづめで、自分の時間なんて一秒もなかった。そんな彼女が姉の綾子の代わりに、商家の志波総太郎のもとへ嫁ぐことになる。バレたら大変なことになる身代わり婚。でも、総太郎はそれを知った上で、こう言うんです。「今の綾子(本当は七生)と伴侶になりたい」って。
この作品の凄いところは、総太郎という男の懐の深さなんですよ。銀座の百貨店に連れて行かれた七生は、何もかもが初めてで、感動が顔に出てしまう。華族の令嬢にしては表情豊かすぎると指摘されてドキッとするんだけど、総太郎は「そのままでいてほしい」と言う。自分を受け入れてもらえたような気持ちになる七生の心の動きが、ものすごく丁寧に描かれているんです。
そして七生は、総太郎の仕事に対する高い志を知って尊敬の念を抱くようになる。彼に釣り合うような人間になりたいと思い始める。流行りの恋愛小説を読んで、自分の恋愛観を考えるようになる。侍女だった頃には想像もできなかった日々が、今、目の前にある。
身分も立場も嘘で始まった結婚が、どう本物になっていくのか。その過程を見届けてほしいんです。
巻一覧(発売順)全3巻
よくある質問
『【単話売】待てば甘露の日和あり~大正零落華族のとりかえ婚~』は全何巻?
全3巻で完結済みです。
『【単話売】待てば甘露の日和あり~大正零落華族のとりかえ婚~』の最新刊は?
最新刊は第6巻(4月23日(木)発売)です。
『【単話売】待てば甘露の日和あり~大正零落華族のとりかえ婚~』の次巻はいつ?
次巻の発売日は未発表です。直近の刊行ペースは約29日間隔です。
『【単話売】待てば甘露の日和あり~大正零落華族のとりかえ婚~』の作者は誰?
小倉アズキ先生の作品です。
『【単話売】待てば甘露の日和あり~大正零落華族のとりかえ婚~』の出版社は?
集英社から出版されています。