『美しいこと プチキス』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
営業マンとして働く松岡は、金曜の夜、女装して街を歩く。別人として視線を浴びる快感。ある夜、ナンパされトラブルに巻き込まれた彼を救ったのは、会社の冴えない先輩・寛末だった。お礼にと、もう一度女装姿で寛末に会いに行く松岡。だが……。
本作は木原音瀬の小説『美しいこと』のコミカライズで、講談社「Wings」に掲載された。原作は2004年に映画化されるほどの評価を得た作品だ。犬井ナオによる漫画化は、女装という行為が孕む解放感と、それを通じて交錯する二人の男の関係を丁寧に描き出している。日常の閉塞感から逃れるための松岡の行為は、単なる趣味や逸脱ではなく、自分でいることの息苦しさそのものを浮き彫りにする。寛末との出会いが、その逃避に亀裂を入れていく。原作が持つ「叶わぬ愛の苦しさと美しさ」というテーマを、犬井ナオがどう視覚化したのか。既刊3巻という分量も、その濃密さを物語っています。
女装が隠すもの、暴くもの。その両義性の先に待つ結末を、ぜひ確かめてください。
まだ読んでいないあなたへ
女装した自分を、あの先輩が見ていた。
日常に息が詰まった営業マン・松岡は、金曜の夜だけ別人になるんです。元カノの服を着て、夜の街を歩く。誰も自分を知らない、視線だけが自分を肯定してくれる時間。でもある夜、最悪の形でその秘密が暴かれる。助けてくれたのは、会社の冴えない先輩・寛末でした。
普通ならそこで終わる関係なのに、松岡は再び女装姿で寛末の前に現れるんです。お礼のつもりで。でもその選択が、二人の間に何かを生んでしまう。
寛末が異動になる。送別会に、松岡は「彼女のふり」をして現れる。お人好しの先輩を守るために。でもそこで寛末が見せた反応は、松岡が想像していたものとは違っていて——。
木原音瀬の最高傑作と呼ばれる小説を、犬井ナオが漫画化した作品です。「叶わぬ愛の苦しさと美しさ」という公式の言葉が、読んでみると本当にその通りなんですよ。誰かを好きになることの、どうしようもなさ。守りたい気持ちと、触れてはいけない一線。その間で揺れる二人の距離感が、ページをめくる手を止めさせません。
女装というモチーフは入口に過ぎないんです。これは、自分を偽らなければ生きられない人間の、痛くて切ない物語。既刊3巻、あなたが思っている以上に深く刺さります。
巻一覧(発売順)全3巻
よくある質問
『美しいこと プチキス』は全何巻?
全3巻で完結済みです。
『美しいこと プチキス』の最新刊は?
最新刊は第3巻(3月10日(火)発売)です。
『美しいこと プチキス』の作者は誰?
犬井ナオ先生の作品です。
『美しいこと プチキス』の出版社は?
講談社から出版されています。