『賭けゴロ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
六本木小菊一家代貸・恩部谷健。たった二人で営む極道稼業の生業は賭屋だ。「不敗の勝負師」の異名を持つ男が挑むのは、麻雀でもパチンコでもない。野球賭博に手本引き、果ては芸能界の歌謡大賞まで——勝負の舞台は多彩だが、恩部谷が賭けるのは常に命と矜持。広域暴力団・極童会との因縁を軸に、各エピソードで異なる「賭場」が展開される……。
ギャンブル漫画の系譜において、本作は異色の立ち位置を占める。麻雀漫画が卓上の心理戦に終始し、競馬漫画が予想の妙に特化する中、『賭けゴロ』は「賭場そのもの」を主戦場とする。八百長に絡む野球賭博、芸能界の裏金と絡む歌謡大賞、そして博奕の終着駅と称される手本引き。毎回ルールも舞台も変わるこの構成は、一見すると散漫に見えて実は計算され尽くしている。地引かずやが描くのは「ギャンブルの技術」ではなく「勝負を仕切る者の胆力」だ。恩部谷の洞察力は、ゲームのルールを超えた人間そのものへ向けられる。既刊19巻、ヤングチャンピオンWebで連載中の本作は、ギャンブル漫画でありながら極道の生き様を描く人間ドラマとして機能している点が秀逸です。
吹けば飛ぶような組織の代貸が、なぜ「不敗」なのか。その答えは、彼が賭けているものの重さにあります。麻雀牌ではなく、命と信念を賭場に放り込む男の物語、ここにあり。
まだ読んでいないあなたへ
既刊19巻。
まだ止まる気配がないんです。
「吹けば飛ぶよな極道稼業」と自嘲する六本木小菊一家の代貸・恩部谷健。組長と二人きり、名ばかりのヤクザ組織で賭屋を営む男が、なぜ「不敗の勝負師」と呼ばれるのか。それは、彼が賭けるのが単なる運や勘じゃないからなんです。野球の八百長、芸能界の裏取引、博奕の終着駅と呼ばれる「手本引き」——どんなギャンブルも、恩部谷の手にかかれば情報戦であり心理戦になる。相手が広域暴力団だろうと芸能界のドンだろうと、彼は徹底的に裏を読み、仕掛けを組み、一手先を取りに行くんです。
この漫画の凄みは、ギャンブルの攻略法や心理描写が生半可じゃないところ。麻雀もパチンコも野球賭博も、それぞれのルールと駆け引きが容赦なく詳しい。読んでいるうちに、自分も賭場の空気を吸っているような錯覚に陥ります。針尾という元エース投手が、過去の清算と愛する女のために魂を削って投げ続ける野球賭博編。たった一枚の札を引く指先に命を懸ける手本引き勝負。どのエピソードも、緊張感が紙面から滲み出してくるんです。
恩部谷は超人じゃない。組織も小さいし、資金だって潤沢じゃない。でも彼には、相手の欲と恐怖を見抜く目と、絶対に諦めない執念がある。「集金できなけりゃ、死んだも同然」——その覚悟で這い上がってくる姿が、読む者の胸を打つんです。
地引かずやが描くのは、綺麗事じゃないギャンブルの世界。そこには陰謀も裏切りもあるけれど、同時に人間の意地とプライドもある。19巻まで積み重ねられた勝負の数々が、一つ一つ重みを持って迫ってきます。
一度この勝負の渦に巻き込まれたら、もう降りられませんよ。
巻一覧(発売順)全19巻
よくある質問
『賭けゴロ』は全何巻?
現在19巻まで刊行中です。
『賭けゴロ』の最新刊は?
最新刊は15(8月28日(金)発売)です。
『賭けゴロ』の作者は誰?
地引かずや先生の作品です。
『賭けゴロ』の出版社は?
実業之日本社から出版されています。