『さよならハルメギド』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
1989年、母子寮で暮らす小学三年生の将太は、両親の離婚が自分のせいだと思い込んでいた。二人に元の関係に戻ってほしいと願う彼の前に、ある青年が母の前に現れる。子供の願いと大人の事情が、時に優しく、時に無慈悲に交錯していく……。
きづきあきらといえば『うそつきパラドクス』で知られる作画家だが、本作では「1989年」という具体的な年号を設定することで、昭和が終わり平成が始まる転換期の空気を作品に呼び込んでいる。母子寮という舞台設定も、当時の社会状況を背景に置くことで、単なる家族ドラマに留まらない厚みを持たせています。子供の目線で語られる物語だからこそ、大人たちの言動が時に理不尽に、時に切実に映る。将太の「自分のせい」という思い込みは、離婚家庭の子供が抱えがちな心の傷を正面から描いたもので、ここに作品の誠実さがある。月刊アクション連載作として、青年読者層に向けた繊細な家族模様が展開される既刊3巻です。
「終末家族ドラマ」という公式の謳い文句が示すように、この物語は何かが終わっていく過程を描いています。将太の願いがどこへ向かうのか、ぜひ見届けてください。
まだ読んでいないあなたへ
1989年、母子寮。
小学3年生の将太は、離婚した両親がもう一度一緒になってくれることを願っているんです。自分のせいで二人が別れたと思い込んで。
子供が必死に守ろうとする「家族」と、大人が抱える「事情」。この二つは、ときに残酷なまでにすれ違います。将太の目には母は母でしかないけれど、母にも母の人生がある。ある青年が現れたとき、将太の願いはどうなるのか。
『うそつきパラドクス』のきづきあきらが描くのは、誰も悪くないのに誰かが傷つく、そういう現実なんです。大人の選択が子供の日常を揺さぶり、子供の願いが大人を縛る。優しさと無慈悲が同居する、終末という言葉が胸に刺さる家族ドラマ。
バブル景気に沸いた1989年という時代設定も効いています。世間は浮かれているのに、母子寮で暮らす将太の世界は静かで、狭くて、でも彼にとってはそれがすべてなんです。
既刊3巻。答えの出ない問いを、この作品は突きつけてきます。読み終えたあと、自分の「家族」という言葉の重さが変わるかもしれません。
巻一覧(発売順)全1巻
よくある質問
『さよならハルメギド』は全何巻?
全1巻で完結済みです。
『さよならハルメギド』の最新刊は?
最新刊は第1巻(3月3日(火)発売)です。
『さよならハルメギド』の作者は誰?
きづきあきら先生の作品です。
『さよならハルメギド』の出版社は?
双葉社から出版されています。