『深く美しきアジア』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
理想と秩序だけが支配する世界を実現しようとする魔界の子・理想王と、あらゆる厄災をもたらす疫病神・百兵衛。相反する存在が激突する神秘世界を舞台に、魑魅魍魎が乱舞する。台湾の巨星・鄭問が日本の漫画誌に持ち込んだのは、どこまでも濃密な画面と、アジア的幻想が渦巻く独自の世界観だった。
鄭問は『東周英雄伝』で知られる台湾出身の漫画家である。本作は1990年から92年にかけて「アフタヌーン」誌上で連載され、第1回講談社漫画賞少年部門を受賞した。当時の日本の漫画界に、これほど異質な作品が現れたことは稀だったといっていい。緻密な筆致で描かれる人物造形、水墨画を思わせる背景処理、そして神話や伝承を下敷きにした重層的な物語。いわゆる少年漫画の枠組みでは捉えきれない密度を持ちながら、アクションとファンタジーのダイナミズムを失わない。理想王と百兵衛という対極の存在を軸に、成長と冒険の物語が展開されていくのですが、その語り口は西洋的なヒロイック・ファンタジーとも、日本の妖怪譚とも異なる。アジア圏で高い評価を受け、多言語に翻訳されているのも頷けます。
講談社から既刊5巻。1990年代の日本漫画界に投じられた一石が、今なお放つ輝きを確かめてください。
まだ読んでいないあなたへ
1990年、日本の漫画界に「異物」が舞い降りました。
台湾の漫画家・鄭問が描いた「深く美しきアジア」。ページを開いた瞬間、あなたは目を疑うはずです。これまで見てきた日本の漫画とは明らかに違う何かが、そこに息づいているんです。水墨画のような筆致、油彩のような質感、そして圧倒的な構図。一コマ一コマが芸術作品として成立している。でも、この作品の真価は「美しい絵」だけじゃありません。
理想と秩序だけで世界を塗り替えようとする魔界の子・理想王。その前に立ちはだかるのが、疫病神という不吉な名を持つ百兵衛。この二人の対決を軸に、魑魅魍魎が跋扈する神秘世界が展開していきます。日本でもなく、中国でもなく、どこか懐かしくて圧倒的に異質な「アジア」がそこにある。
第1回講談社漫画賞少年部門を受賞し、後に「東周英雄伝」で歴史劇の金字塔を打ち立てる鄭問。その才能が最初に日本で爆発したのがこの作品なんです。既刊5巻という濃密さで、アジアの奥深さと漫画表現の可能性を同時に突きつけてくる。
あなたが漫画に「新しい扉」を求めているなら、これ以上の選択肢はありません。
巻一覧(発売順)全1巻
よくある質問
『深く美しきアジア』は全何巻?
全1巻で完結済みです。
『深く美しきアジア』の最新刊は?
最新刊は第1巻(2月6日(金)発売)です。
『深く美しきアジア』の作者は誰?
鄭問先生の作品です。
『深く美しきアジア』の出版社は?
講談社から出版されています。