蟲師』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

著者: 漆原友紀

出版社: 講談社

3巻最新刊: 第3巻3月11日(水)

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

蟲師 第3巻の表紙画像

第3巻

3月11日(水)

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この作品について

動物でも植物でもない、生命の原生体——"蟲"。人知れず存在するそれらが引き起こす不可思議な現象。その蟲とヒトとを繋ぐ存在が"蟲師"だ。主人公ギンコは各地を旅しながら、蟲が関わる怪異に遭遇した人々と出会い、その謎を解きほぐしていく……。

漆原友紀が「アフタヌーン・シーズン増刊」から世に送り出した本作は、青年誌の枠を超えた静謐な傑作である。蟲という独自の概念を軸に、日本的な自然観と存在論的な問いを融合させた世界観は、読む者に哲学的な余韻を残す。一話完結形式でありながら、各エピソードが詩的な美しさを湛え、孤独な蟲師の旅路が淡々と綴られていく。この作品がアフタヌーン本誌の大人気作となり、第1回マンガ大賞を受賞したのは必然だった。2005年のアニメ化、2006年の実写映画化を経て、海外でも高い評価を得ている点も特筆に値する。

既刊3巻ながら、すでに揺るぎない地位を築いた本作。幽玄なる"蟲"の世界へ、まずは一歩を踏み入れてほしい。

まだ読んでいないあなたへ

動物でもない、植物でもない。

この世界には、私たちが「生命」と呼ぶものの、もっと手前に在るものがあるんです。「蟲」と呼ばれる、光や音や匂いにも似た、原生の存在。その蟲が人の暮らしに紛れ込むとき、説明のつかない現象が起きる。片目だけが緑に染まる。音が聞こえなくなる。夢と現実の境界が曖昧になる。そんな境界で起きる事象を扱うのが「蟲師」、ギンコという白髪の旅人なんです。

彼は村から村へ、蟲に関わる不思議を解きほぐしていきます。でもこれ、派手な戦いも勧善懲悪もないんですよ。蟲は悪でも敵でもない。ただそこに在るだけ。人間の都合とは無関係に、生命の根源として息づいている。ギンコがするのは、その理を読み解き、人と蟲が共存できる落としどころを探すこと。だから一話一話が、まるで深い森を歩いているような静けさと緊張感に包まれているんです。

ページをめくるたびに、世界の見え方が変わっていく感覚があります。虫の羽音、木漏れ日、雨上がりの匂い——日常の何気ないものが、実は途方もなく神秘的で、私たちはその表層しか見ていないんじゃないか、そう思わせる説得力がある。

哲学とか存在論とか、そういう言葉を使わなくても、読んでいるだけで「生きるとは何か」が静かに問いかけられてくるんです。答えは出ない。でもその問いを抱えて生きることの豊かさを、この漫画は教えてくれます。既刊3巻、まだ物語は続いています。一話ずつ、ゆっくり読んでほしい作品です。

巻一覧(発売順)3

よくある質問

『蟲師』は全何巻?

全3巻で完結済みです。

『蟲師』の最新刊は?

最新刊は第3巻(3月11日(水)発売)です。

『蟲師』の作者は誰?

漆原友紀先生の作品です。

『蟲師』の出版社は?

講談社から出版されています。