『二月の勝者 ー絶対合格の教室ー』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
中堅の進学塾・桜花ゼミナールに、カリスマ塾講師・黒木蔵人が校長として着任する。彼が掲げるのは「生徒全員を第一志望校に合格させる」という絶対目標だ。しかし黒木の口から飛び出すのは「中学受験は課金ゲーム」「塾講師は教育者ではなくサービス業」といった、教育現場のタブーを容赦なく剥ぎ取る言葉ばかり。小学6年生たちが挑む中学受験の世界を、塾講師の視点から描き出す。
高瀬志帆が『ビッグコミックスピリッツ』で連載し、第65回小学館漫画賞を受けた本作の核心は、徹底したリアリティにある。夏期講習での小学生特有のトラブル、保護者の経済力が生む格差、志望校選びと併願パターンの戦略性——中学受験を取り巻く「隠された裏側」を、取材に基づいた圧倒的な説得力で提示していく。黒木が対峙するのは、ライバル塾のトップ講師・灰谷だけではない。偏差値という数値で測られる子どもたちの葛藤、受験に懸ける各家庭の事情、そして「普通の小学生」という概念そのものだ。塾講師たちの職業的使命感と、12歳の子どもたちが背負う重圧が交錯する現場を、感傷を排して描き切る手腕は見事としか言いようがない。
既刊21巻、2021年には映画化もされた本作は、中学受験という題材を遥かに超えた射程を持っています。教育の本質とは何か——その問いに、あなたも向き合う覚悟はありますか。
まだ読んでいないあなたへ
既刊21巻。
第65回小学館漫画賞受賞。
「君たち、この先の人生ずっと、点数つけられて生きてくんだよ」。中学受験塾の教室で、講師の黒木蔵人がそう告げるんです。12歳の子どもに向かって。容赦ない。でも、これが現実なんですよ。
黒木は「生徒を第一志望校に絶対合格させる」と豪語する敏腕講師。でも彼の口から出るのは「中学受験は課金ゲーム」「塾講師は教育者ではなくサービス業」といった、綺麗事を一切排した言葉ばかり。教育の理想なんて語らない。語るのは戦略と、システムと、現実だけ。この人、教育者として正しいのか間違ってるのか——読んでいると、その境界線が分からなくなってくるんです。
夏期講習で鼻血を出す子、自習室でトラブルを起こす子、親の期待に押しつぶされそうな子。彼らはまだ12歳なのに、偏差値という数字で自分の価値を測られ、志望校という名の未来を選ばされる。「普通の小学生の生活ってなんだろう?」って、作中で問われる場面があるんですが、この問いの重さときたら。
この作品、中学受験を扱ってはいるけれど、本当に描いているのは「点数で評価される人生」そのものなんです。偏差値58の壁を破ろうとする子の葛藤も、最上位クラスに上がれなかった子の悔しさも、全部が「評価される側の人間」の物語。それは受験生だけの話じゃない。大人になった今も、私たちは何かしらの点数をつけられて生きているんですよ。
黒木の冷徹な言葉の裏に、ときどき見え隠れする「別の何か」。その正体を知りたくて、ページをめくる手が止まらなくなります。
巻一覧(発売順)全6巻
よくある質問
『二月の勝者 ー絶対合格の教室ー』は全何巻?
全6巻で完結済みです。
『二月の勝者 ー絶対合格の教室ー』の最新刊は?
最新刊は第6巻(4月30日(木)発売)です。
『二月の勝者 ー絶対合格の教室ー』の作者は誰?
高瀬志帆先生の作品です。
『二月の勝者 ー絶対合格の教室ー』の出版社は?
小学館から出版されています。