ヒト科のゆいか【期間限定試し読み増量】』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

著者: にことがめ

出版社: 集英社

1巻最新刊: 第3巻2月10日(火)

ヒト科のゆいか【期間限定試し読み増量】 第3巻の表紙画像

第3巻

2月10日(火)

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この作品について

ヒトと亜種族が共存する社会を舞台に、体育祭を控えた学園で主人公・ゆいかたちの関係が深まっていく。研修合宿を経てクラスメイトとの距離が縮まった矢先、運動音痴の能がクラス代表競技に選ばれてしまう。運動が得意なゆいかが彼に教えることになるが、能には人に言えない秘密があるようで……。

にことがめは本作『ヒト科のゆいか』がウルトラジャンプでの代表作となった作家だが、2022年の連載開始から現在まで途切れることなく支持を集め続けているのは、この作品が単なる異種族共存譚に留まらないからだ。差別や友情といったテーマを、学園行事という身近な舞台で丁寧に掘り下げていく構成は、青年誌らしい繊細さを持っている。体育祭という一見軽やかなイベントの裏に、能が抱える秘密を配置する手つきからは、作者が登場人物一人ひとりの内面を大切に描こうとする姿勢が伝わってくる。英語版が電子配信されるなど海外からも注目を集めているのは、この普遍的なドラマ性ゆえだろう。

既刊3巻、ウルトラジャンプで連載中。異種族社会の"その先"を見届けたいなら、今が読み始めどきです。

まだ読んでいないあなたへ

既刊3巻。

このページ数で、ここまで胸が痛くなる作品は稀なんです。

ヒトと亜種族が共に暮らす社会。聞こえはいいけれど、その「共に」の重さを、この漫画は容赦なく突きつけてくるんですよ。主人公のゆいかは亜種族。クラスメイトと笑い合い、体育祭の練習で汗を流す。でも、その何気ない日常の裏側に、彼女たちが背負わされている「違い」が静かに横たわっている。

運動音痴の能を教えることになったゆいか。ただの青春エピソードかと思いきや、能には「秘密」がある。この秘密という言葉が、どれほど重いか。友達になったと思っても、まだ言えないことがある。言えば関係が変わるかもしれない恐怖。その痛みが、説明的なセリフなしで、表情とコマ割りだけで伝わってくるんです。

差別を描いた作品は数あれど、この漫画が違うのは「その先」を見据えていること。対立を煽るんじゃない。分断を嘆くだけでもない。それでも一緒にいようとする、その小さな歩みを丁寧に積み重ねていく。だからこそ、読後に残るのは絶望じゃなくて、かすかな光なんです。

にことがめという作家の筆致は、驚くほど誠実です。キャラクターの感情を盛らない。泣かせにかからない。でも、その抑制された描写だからこそ、読者の心に深く刺さる。ページをめくる手が、自然と慎重になっていくんですよ。

まだ3巻。でも、もう目が離せない作品になっています。

巻一覧(発売順)1

よくある質問

『ヒト科のゆいか【期間限定試し読み増量】』は全何巻?

現在1巻まで刊行中です。

『ヒト科のゆいか【期間限定試し読み増量】』の最新刊は?

最新刊は第3巻(2月10日(火)発売)です。

『ヒト科のゆいか【期間限定試し読み増量】』の作者は誰?

にことがめ先生の作品です。

『ヒト科のゆいか【期間限定試し読み増量】』の出版社は?

集英社から出版されています。