『シマシマ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
別れた夫を忘れられず眠れない夜を過ごす箒木汐は、アロマエステ「グリーン」のオーナーでありながら、もう一つの顔を持つ。それは、眠れない女性たちに男性を派遣する"添い寝屋"「ストライプ・シープ」の店長。派遣される男たちは抱き枕と同じ、ただそばにいるだけの存在だ。汐に想いを寄せる柳原からの誘い、元夫の弟である珠蕗涯の存在、そして東京にやってくる元夫・響。男四人、女一人の関係は、交わらない平行線を保ったまま、それぞれの夜を過ごしていく……。
山崎紗也夏は『はるか17』で少女の成長を描いた作家だが、本作では眠れない女性という切り口から大人の孤独に迫る。「添い寝屋」という特異な設定を軸に、離婚後の未練、年下男性との距離感、新しい恋への踏み出しといった女性の内面を、過剰にドラマチックにせず淡々と見せていくのが本作の持ち味です。講談社『モーニング』という青年誌での連載でありながら、女性読者からの支持が厚いのは、この「寄り添うだけ」という関係性の描き方が、恋愛でも友情でもない曖昧な距離を必要とする心理を的確に捉えているからでしょう。
既刊3巻。眠れない理由を抱えた人間にとって、夜は容赦なく訪れます。その夜をどう過ごすか。本作はその答えの一つを、静かに差し出してくれます。
まだ読んでいないあなたへ
眠れない夜、誰かにそばにいてほしいと思ったことはありませんか。
この作品の主人公・箒木汐は、アロマエステのオーナーでありながら、もう一つの顔を持っています。それが「添い寝屋」の店長。眠れない女性たちに、ただそばにいてくれる男性を派遣する仕事なんです。性的なサービスは一切なし。抱き枕と同じ、ただ隣で寝てくれるだけ。でも汐自身もまた、別れた夫を忘れられずに眠れない側の人間で。
『はるか17』の山崎紗也夏が描くのは、華やかな恋愛譚ではありません。離婚の痛みを抱えた女性が、新しい恋に踏み出そうとする瞬間の迷い。元夫の弟という複雑な立場の青年が見せる気遣い。人は誰かの温もりを求めるけれど、それが恋なのか、ただの寂しさなのか、その境界線がこんなにも曖昧で切ないものだと気づかされるんです。
男4人、女1人という設定を「逆ハーレム」と呼ぶのは簡単ですが、この物語はそんな甘い言葉では括れません。それぞれの登場人物が抱える「眠れない理由」が、少しずつ明かされていく過程で、あなたは自分の孤独と向き合うことになります。
添い寝という行為の持つ、性でも愛でもない、けれど確かに必要とされる温度。そこに救いを求める女性たちと、それを仕事として受け止める男性たち。この距離感の描き方が、恐ろしいほど繊細で生々しいんです。
夜が怖い人に、この漫画は優しく寄り添ってくれます。既刊3巻、今夜読み始めてください。
巻一覧(発売順)全3巻
よくある質問
『シマシマ』は全何巻?
全3巻で完結済みです。
『シマシマ』の最新刊は?
最新刊は第3巻(3月16日(月)発売)です。
『シマシマ』の作者は誰?
山崎紗也夏先生の作品です。
『シマシマ』の出版社は?
講談社から出版されています。