金色ジャパネスク〜横濱華恋譚〜』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

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明治の横濱に、こんなに生々しく人が生きていたなんて。

「金色ジャパネスク」は、文明開化の波に揺れる横濱を舞台に、商家の娘・鞠子が異国の匂い漂う街で自分の居場所を探していく物語なんです。でもね、これ、よくある「ハイカラさんが恋をしました」みたいな甘い話じゃないんですよ。鞠子が向き合うのは、家の格式、女の生き方、貧富の差、異国との距離感——時代が大きく動く中で、一人ひとりが抱える痛みと希望なんです。

この作品の凄いところは、登場人物が全員「時代に翻弄される」んじゃなくて「時代を生きている」こと。洋装店で働く職人も、居留地の外国人も、旧家の跡継ぎも、それぞれに譲れないものがあって、それが鞠子の選択と絡み合っていく。誰かを選ぶことは誰かを傷つけること。前に進むことは何かを手放すこと。そういう重さを、この作品は一切ごまかさないんです。

そして横濱の街の描写が圧巻で。石畳の質感、ガス灯の明かり、洋館と長屋が混在する風景——ページをめくるたびに潮風と香辛料の匂いが漂ってくるような気がするんですよ。

5巻で完結する物語だからこそ、無駄がない。一つ一つのエピソードが次の展開への伏線になっていて、最終巻まで読んだとき、すべてが一本の線で繋がる感覚があるんです。

明治という時代を、恋という甘さだけで語らない覚悟。それがこの作品の誠実さであり、美しさなんですよ。

著者: 宮坂 香帆

出版社: 小学館

既刊5巻最新刊: 第1巻2月26日(火)

金色ジャパネスク〜横濱華恋譚〜 第1巻の表紙画像

第1巻

2月26日(火)

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『金色ジャパネスク〜横濱華恋譚〜』は宮坂 香帆による漫画作品。小学館より全5巻で完結済み。

巻一覧(発売順)

金色ジャパネスク〜横濱華恋譚〜 第1巻の表紙画像

第1巻

2月26日(火)

日本×西洋ヒロインの明治レトロ・ロマンス 時は明治ーー文明開化で栄えた港街・横濱。 16才の茉莉亜は、父譲りの金髪と碧い眼を隠して生きてきた。 その異端の外見は、周囲の人から嫌厭され、差別を受け続きを読む

日本×西洋ヒロインの明治レトロ・ロマンス 時は明治ーー文明開化で栄えた港街・横濱。 16才の茉莉亜は、父譲りの金髪と碧い眼を隠して生きてきた。 その異端の外見は、周囲の人から嫌厭され、差別を受けるから… 異国に帰ってしまった父、目立つなと厳しく躾ける母… 憧れの女学生を横目に、俯いてやり過ごす日々。 しかし、名士・黛家の子息である麟太郎に本当の姿を見られ、思わぬ言葉をかけられる。 「おまえ…人魚姫みたいだ…」 その日から茉莉亜は、身分も、出自も越えた世界に飛び込んでいくーー! 時代を彩るニューヒロインの、絢爛華麗シンデレラ・ロマンス! 【編集担当からのおすすめ情報】 映画化決定『10万分の1』、伝説的ヒット作『「彼」first love』などをこの世に生み出した純愛の名手・宮坂香帆先生の王道シンデレラ・ロマンス、開幕です! 明治レトロな世界観や服装がとにかく可愛く、そして時代ものならではの超ドラマチックな展開が、少女まんがファンのハートを鷲づかみ! 大河ドラマ、朝ドラお好きな方にも絶対おすすめです。