『arca comics』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
伝説的バンド・Pegの天才ギタリスト椎名を襲った突発性難聴。演奏家にとって致命的な試練と、恋人・新との関係の狭間で、椎名は再び別離を選ぶ。「行くな、ギターが弾けなくたってずっと俺の側にいろ」と言えない新の心には、かつて椎名にした仕打ちへの罪悪感と、椎名のギターへの深い愛がある。遠い夏の日に置き去りにした音を、情熱を、ふたりは今取り戻そうとする……。
ウノハナが『気まぐれなジャガー』に続き、音楽と恋愛の交錯を描いた本作は、ジパブリッシングの「Mystery DX」誌で2017年から2018年にかけて連載された。音楽漫画の多くが演奏シーンの迫力や成長物語に焦点を当てる中、この作品は「音が聴こえなくなる」という喪失から物語を構築している点が特徴的です。難聴という障害は椎名個人の問題にとどまらず、新との関係性、ふたりが共有してきた音楽そのものを問い直す契機となる。演奏家としてのアイデンティティと愛する者への想いのどちらを優先するのか。その葛藤を経て、ふたりが辿り着くステージの場面は、物語のクライマックスであると同時に、関係性の再生を象徴する舞台となっています。
音楽も恋もセックスも、すべてが詰まった本作は既刊3巻で完結。大人の恋愛を描く音楽漫画として、読み応えのある一作です。
まだ読んでいないあなたへ
既刊3巻、完結。
天才ギタリストが突然、音を失ったら。あなたの人生を支えてきたもの、アイデンティティそのものが、ある朝突然奪われたら。この作品は、その絶望の先に何があるのかを、容赦なく、でも愛情深く描き切るんです。
椎名は伝説的バンド・Pegで快進撃を続けていた。ギターが、音楽が、すべてだった。けれど突発性難聴という試練が彼を襲う。同時に、恋人の新との関係に夢中になるあまり見えていなかった家族の苦悩も浮き彫りになって、椎名は再び新と別れる道を選ぶ。新は引き留めたい。でも「ギターが弾けなくたって俺の側にいろ」とは言えない。かつて自分が椎名を傷つけた過去があるから。椎名のギターを、誰より愛しているから。
音楽をテーマにした作品は数多くあるけれど、この作品が描くのは「音楽の輝き」だけじゃないんです。音を失った後の静寂、そこから再び音を取り戻そうともがく姿、支えたいのに言葉にできない愛情の重さ。そのすべてが、ページをめくる手を止めさせない。
著者ウノハナの筆は、音楽作品を多く手がけてきただけあって、演奏シーンの熱量がすごい。でもそれ以上に、人が何かを失って、それでも立ち上がろうとする瞬間の息遣いまで聞こえてくるような描写が胸に刺さります。物語も恋もすべてが詰まった、と公式が謳うのに偽りなし。
音楽が好きな人も、大切な何かを失いかけたことがある人も、読み終えた後には必ず心が震えている。そういう作品です。
巻一覧(発売順)全3巻
よくある質問
『arca comics』は全何巻?
全1巻で完結済みです。
『arca comics』の最新刊は?
最新刊は第4巻(2月25日(木)発売)です。
『arca comics』の作者は誰?
ウノハナ先生の作品です。
『arca comics』の出版社は?
jパブリッシングから出版されています。


