『クジャクのダンス、誰が見た?』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
まだ読んでいないあなたへ
7巻で完結。
これ、読み終わったあと誰かに話さずにいられなくなる漫画なんです。
舞台は田舎の高校。そこに転校してきた女子生徒と、クラスの片隅にいる目立たない男子生徒が出会うところから物語は始まります。一見よくある青春ものに見えるんですが、この作品が描くのは「人の孤独」と「誰かに見られること」の意味なんです。クジャクが羽を広げても誰も見ていなかったら、それは美しかったと言えるのか。そういう根源的な問いを、高校生たちの日常に溶け込ませて描いていく。
何が凄いって、登場人物たちの心の動きが怖いほど繊細に描かれているんです。誰かの視線を求めているのに、同時にそれを恐れている矛盾。見られたいのに見られたくない、認められたいのに傷つきたくない。そういう10代特有の痛みを、浅見理都さんは一切誇張せずに、でも確実に胸に刺さる形で描き出すんです。
絵もまた独特で、線が少ないのに表情が饒舌なんですよ。何気ない会話シーンでも、目の動き、口元のわずかな変化で、言葉にならない感情が全部伝わってくる。セリフで説明されない部分こそが、この作品の核心なんです。
7巻という長さも絶妙で、無駄な引き伸ばしは一切ありません。各巻ごとに「ああ、こういうことだったのか」という発見があって、最終巻では全てが一本の線で繋がる。その瞬間の読後感は、簡単には言葉にできないものがあります。
誰かに見られることで初めて存在を確認できる私たち。でも、本当に見てほしい自分を見せるのは怖い。そんな矛盾を抱えながら生きている人に、この作品は静かに、でも確実に何かを届けるんです。読み終わった後、自分の中の何かが少しだけ変わっている。そういう漫画です。
次巻発売情報
前巻から344日経過(平均152日間隔)
『クジャクのダンス、誰が見た?』は浅見 理都による漫画作品。講談社より現在7巻まで刊行中。最新刊の第7巻は3月13日(木)に発売。平均約152日間隔で刊行されている。
刊行ペース
平均: 約142日間隔
直近: 約152日間隔
