『フラジャイル』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
まだ読んでいないあなたへ
医療漫画の最高傑作なんです、これ。
舞台は病理診断部。患者と直接向き合うことはなく、顕微鏡越しに細胞を見つめ続ける医師たちの物語です。天才病理医・岸京一郎は、わずかな細胞片から病名を特定し、患者の命運を左右する診断を下していく。彼の目には、主治医が見落とした病気の兆候が、まるで炎のように鮮やかに見えているんです。
この漫画の凄みは、病理診断という地味に見える分野を、これほどまでにスリリングに描ききっていること。顕微鏡を覗く岸の目が、ある細胞の異常を捉えた瞬間、読者の背筋が凍る。その診断結果が主治医に伝わり、治療方針が180度変わる。病理医の一言で、患者の「死」が「生」に変わる瞬間を、何度も目撃することになります。
岸は決して優しくない。むしろ冷徹で、他科の医師たちと激しくぶつかることもある。でも彼の姿勢は一貫していて、「正しい診断」のためなら誰に嫌われても構わないという覚悟が滲み出ている。その頑固さが、患者を救う唯一の武器になっている。
医療現場のリアルな葛藤、診断ミスが生まれる構造的な問題、そして「見えない病気」を可視化する病理医の闘い。29巻かけて描かれるのは、医療の最前線で起きている本当の戦いなんです。
読み終えたとき、病院で受け取る診断書の重みが、全く違って感じられるはずです。
次巻発売情報
次巻は約2026年9月20日頃(推定)
『フラジャイル』は、恵三朗による医療漫画で、2013年より講談社の『月刊アフタヌーン』にて連載されている作品です。病理診断を専門とする医師・岸京一郎を主人公に、病院の病理診断科を舞台とした医療現場が描かれています。病理医という一般にはあまり知られていない職業にスポットを当て、患者の病気の原因を探る医療ドラマが展開されます。
刊行ペース
平均: 約145日間隔
直近: 約212日間隔
