『俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど、残念ですが手遅れです』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
幼馴染、姉、母——九重雪兎が女子から受けたトラウマは、もはや個人の不運では済まされないレベルだ。感情が壊れるほど傷つけられた彼の前に、高校入学と同時に元凶たちが現れる。だが近づこうとする灯凪や汐里の試みは、もう遅い。雪兎の心は凍りついたまま、誰も信じられない。痴漢冤罪、生徒会長の接近、バスケの試合を賭けた勝負——彼を巡る思惑が交錯するたび、過去の傷が浮き彫りになっていく。
オーバーラップの『Comic Gardo』で連載中の本作は、少年誌のラブコメとしては珍しく、主人公の心理的ダメージを序盤から全面に押し出す構成を取ります。いちたかの心理描写は、単なる「拗れた関係」を描くだけでなく、過去の積み重ねが現在の不信を生むプロセスを丁寧に見せていく。ヒロインたちが「やり直したい」と願っても、雪兎の感情は簡単には動かない。その非対称性が、安易な和解を許さない緊張感を生んでいます。既刊6巻の時点でクラス全体を巻き込む騒動へと展開し、物語は個人の恋愛から集団の信頼問題へとスケールを広げています。
「手遅れ」から始まる関係修復は、読んでいて生易しくはない。だがその分、一歩ずつ積み上げられる信頼の重みが違います。
まだ読んでいないあなたへ
既刊6巻。
人を信じられなくなった人間が、どうやって誰かの「好き」を受け止めるのか——その過程がこんなにも痛くて、だからこそ一歩ずつ前に進む姿が眩しいんです。
九重雪兎は、幼馴染や姉といった身近な女子達から受けた数々の仕打ちで、感情が壊れてしまった高校生です。他人の言葉を額面通りに受け取れない。笑顔の裏を探してしまう。そんな彼の前に、高校入学と同時にトラウマの元凶だった女子達が現れて、なぜか距離を縮めようとしてくる。でも雪兎には、彼女たちの「ごめん」も「やり直したい」も、もう届かないんですよ。
この作品が巧いのは、過去の傷を安易に「許し」で片付けないところです。告白されても心が動かない。謝罪されても信じられない。そんな雪兎の頑なさが、読んでいて苦しいほどリアルなんです。だけど彼女たちは諦めない。全身全霊でぶつかってくる。バスケの試合、学校中を巻き込む騒動、家族との再生——あらゆる場面で雪兎の周りが動き続けるから、少しずつ、本当に少しずつ、凍っていた心に風穴が開いていくんです。
「手遅れ」というタイトルに騙されないでください。これは終わりの話じゃなくて、手遅れな関係からどう始めるかを描いた物語です。信じることを諦めた少年が、もう一度誰かの想いに向き合うまでの、不器用で痛々しくて、でも確かに進んでいく青春が、ここにあります。
巻一覧(発売順)全6巻
よくある質問
『俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど、残念ですが手遅れです』は全何巻?
現在1巻まで刊行中です。
『俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど、残念ですが手遅れです』の最新刊は?
最新刊は第1巻(10月25日(水)発売)です。
『俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど、残念ですが手遅れです』の作者は誰?
いちたか先生の作品です。
『俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど、残念ですが手遅れです』の出版社は?
オーバーラップから出版されています。





