『サイコミ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
父王の死後、シャイニング王国を継いだ姫・コレットの前に立ちはだかるのは、私腹を肥やす大臣、跋扈する悪党、食糧難にあえぐ民。政治の理想と現実のギャップに悩む若き女王が選んだ解決策は、セーラー服を纏い、闇夜に紛れて悪党を拳で成敗すること。旧友パメラに「カッケェ王様だ」と励まされ、隠密諜報部隊"コクシ"の力も借りながら、彼女は「人を識る」ため都へ降り、直接民の声を聞き、国の闇へ殴り込みをかけていく……。
Cygamesの『サイコミ』は、木村裕一による既刊3巻の作品です。「王政ファンタジー×ステゴロ成敗」という異色の組み合わせが際立つ本作は、王道の人情ドラマと肉弾戦の爽快感を両立させています。未熟な為政者が変装して民衆に接する構図自体は古典的ですが、セーラー服という記号性の強い衣装と「拳で世直し」という直接的な暴力性を掛け合わせることで、従来の「お忍び姫」像を大きく更新しています。コレットの葛藤は政治的リアリズムに根ざしており、権力と暴力、理想と現実の狭間で揺れる姿には、単なる勧善懲悪を超えた奥行きがあります。
王様としての責務と拳による直接解決。この二律背反を抱えた姫の闘いを、ぜひその目で確かめてください。
まだ読んでいないあなたへ
王女が夜な夜なセーラー服に着替えて、素手で悪党をぶちのめす。
新米女王コレットが継いだのは、大臣は私腹を肥やし、悪党が跋扈し、食糧難にあえぐ民を誰も助けない腐った国でした。会議室で綺麗事を言っても何も変わらない。だったら自分で降りていって、この手で闇を払うしかないんです。セーラー服を纏い、拳一つで。
この作品の魅力は、姫様が「ステゴロ」で悪を成敗する爽快感だけじゃないんですよ。コレットは自分を「王様として相応しくない」と悩み続けているんです。民に迷惑をかけているのは自分の至らなさだと。でも旧友のパメラが言うんです、「あんたはカッケェ王様だ」って。立派な王様になるために必要なのは「人を識ること」だと気づいた彼女が、困っている民の声を直接聞きに都へ降りていく姿には、胸を打たれます。
敵は路地裏のチンピラだけじゃありません。必要以上の報酬を受け取る憲兵隊、つまり「国」そのものが敵になるんです。一筋縄でいかない相手に、隠密諜報部隊と共に暗闇から殴り込みをかける展開は、もう政治劇の域なんですよ。
そして大臣ハンギングから突然のデート(?)の誘いもあって、恋の予感まで漂い始める。拳で国を世直しする姫の、汗と涙と、ちょっぴりの恋の物語。既刊3巻、これは追いかける価値があります。
巻一覧(発売順)全3巻
よくある質問
『サイコミ』は全何巻?
全3巻で完結済みです。
『サイコミ』の作者は誰?
木村裕一先生の作品です。
『サイコミ』の出版社は?
cygamesから出版されています。


