パイナップルARMY〔小学館文庫〕』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

日系アメリカ人のジェド・豪士は、元傭兵にして民間軍事援助組織(CMA)の戦闘インストラクター。ニューヨーク、パリ、ミュンヘン、ロンドン――世界各地で起こる依頼を受け、戦闘技術の指導だけでなく、自らも危険の最前線に立つ。護衛、救出、誘拐事件、テロ対応。依頼の内容は多岐にわたり、時には娼婦たちを国家権力から守り、時には少年の借金問題にまで関わる。豪士が相対するのは、暴力と理不尽が渦巻く現実だ。

工藤かずやが『ビッグコミックオリジナル』で1985年から約3年にわたり連載した本作は、第32回小学館漫画賞を受賞し、アニメ化・実写映画化もされた80年代を代表する戦争・アクション漫画です。「戦争漫画」と聞くと戦場の銃撃戦を想像しがちですが、豪士が足を踏み入れるのは日常に潜む戦場。マフィア、テロリスト、腐敗した権力者――戦いの相手は多様で、一話完結形式のため、毎回異なる国と事件が描かれます。本作の真骨頂は、豪士が単なる「強いプロ」に留まらず、依頼人の人生や過去と深く向き合う点にある。彼自身の傭兵時代の因縁も断片的に明かされ、インストラクターという職業の裏にある孤独と矜持が浮かび上がります。

既刊6巻、全話収録の文庫版。80年代の空気を纏った骨太なヒューマンアクションを、今こそ読むべきです。

まだ読んでいないあなたへ

1985年から87年、『ビッグコミックオリジナル』に一つの伝説が生まれていたんです。

ジェド・豪士。日系アメリカ人の元傭兵で、今は「戦闘インストラクター」として世界を飛び回る男。ニューヨークの地下鉄で悪徳警官と対峙し、西ドイツの空港でハイジャック犯に立ち向かい、南フランスの田舎町で借金に苦しむ少年と出会う。けれど彼がやるのは、派手な銃撃戦じゃない。護衛を依頼されれば命を張って守り抜き、誰かを訓練する時は徹底的にその人間と向き合う。豪士が教えるのは「戦い方」だけじゃなくて、「生き延びる強さ」なんです。

一話完結のオムニバス形式で描かれる各エピソードが、驚くほど重い。娼婦たちが権力の横暴に抗うために立ち上がる話。心臓を患った老医師が、なぜ名乗り出なかったのかを問う話。定年間近の巡査部長が、過去に検挙した男と再び対峙する話。どの物語も、戦場の外で生きる人々の尊厳を、容赦なく、しかし温かく照らし出すんです。

小学館漫画賞受賞。アニメ化、実写映画化、海外展開。80年代を代表する戦争漫画として語り継がれながら、これは決して「戦争を描いた作品」じゃない。戦争が終わった後も、人はどう生きるのか。傷を負った者は、何を背負って歩いていくのか。豪士という一人の男を通して、工藤かずやが問い続けたのは、平和な日常の中にある「戦い」の意味なんです。

既刊6巻。一話ずつ、ゆっくり読んでください。読み終えた後、あなたの中で何かが静かに変わっているはずです。

巻一覧(発売順)6

パイナップルARMY〔小学館文庫〕 第1巻の表紙画像

第1巻

1995年11月17日頃

戦闘インストラクター、ジェド豪士が活躍するヒューマンアクション! ▼第1話/インストラクター豪士▼第2話/偽りの英雄▼第3話/最後の真実▼第4話/十五年間の悪夢▼第5話/5人の軍隊 前編▼第6話続きを読む

戦闘インストラクター、ジェド豪士が活躍するヒューマンアクション! ▼第1話/インストラクター豪士▼第2話/偽りの英雄▼第3話/最後の真実▼第4話/十五年間の悪夢▼第5話/5人の軍隊 前編▼第6話/5人の軍隊 中編▼第7話/5人の軍隊 後編▼第8話/過去からの男▼第9話/火曜日の老兵▼第10話/5ドルのゲーム ●登場人物/ジェド・豪士(日系アメリカ人で元傭兵の戦闘インストラクター) ●あらすじ/ニューヨークの街角で、ある1人の刑事が何者かにひき殺された。そしてまた、彼の遺族である娘たちも何者かによって付け狙われていた。姉妹たちは、自身の身を守るために民間軍事援助組織(CMA)の戦闘インストラクターであるジェド・豪士に護衛を依頼するが…(第1話)。無法の巣窟であった、ニューヨークの地下鉄の 治安を守る“サブウェイ・コマンド”。だが、そのリーダーは、地下鉄を麻薬取り引きの場としてマフィアに提供し、莫大なリベートを受け取っていた偽善者だった。彼を倒すべく立ち上がった一人の女刑事が、豪士に協力を依頼する。(第2話) ●本巻の特徴/本巻では、戦闘インストラクターとしての仕事内容が明らかにされるとともに、豪士の最初の敵であるコーツのほか、過去に関わった重要人物が登場している。(第5、6、7話) ●主な登場人物/コーツ大佐(第5話)、ジャネット(第5、6、7話)、ジェフリー伍長(第6、7話)、珍(第6、7話)、ハリデー元准将(第7話)、トム・ローガン(第10話)

パイナップルARMY〔小学館文庫〕 第2巻の表紙画像

第2巻

1995年11月17日頃

戦闘インストラクター、ジェド豪士が活躍するヒューマンアクション! 第1話/白の追跡者▼第2話/7番街の花束▼第3話/テキサス大強盗団▼第4話/真夜中の襲撃者▼第5話/コパンの壁▼第6話/セルバ・続きを読む

戦闘インストラクター、ジェド豪士が活躍するヒューマンアクション! 第1話/白の追跡者▼第2話/7番街の花束▼第3話/テキサス大強盗団▼第4話/真夜中の襲撃者▼第5話/コパンの壁▼第6話/セルバ・ゲーム▼第7話/フォルショー通りの決闘▼第8話/1979年の栄光▼第9話/シャルロットの贈り物▼第10話/ドッグ・ウォッチ▼第11話/5月2日の弾道 ●登場人物/ジェド・豪士(日系アメリカ人で元傭兵の戦闘インストラクター) ●あらすじ/▼アメリカ・ミネソタ州で、傭兵訓練所の訓練兵が何物かに殺害された。犯人は、雪中行軍中の傭兵訓練生ばかりを狙ったある殺人鬼であるという。豪士は、傭兵訓練生2名の雪中行軍の指揮にあたるが…(第1話)。▼いつもとは違い、念入りに出かける用意をしている豪士。でかけようとしたその瞬間、以前、依頼を断ったムハマドから電話がかかってきた。彼は、石油の買い付けで儲けた金を、ニューヨークの犯罪シンジケートに注ぎ込んで倍に増やしている、という悪党であった。ジャネットとのデートをしていた豪士は、何者かに尾行されていることに気付くが……(第2話)。▼パリ・フォルショー通りで、娼婦ばかりを狙った殺人事件が多発した。この事件は、DST(国土監視局)局長による殺人現場を、娼婦たちが偶然目撃、その 口封じのために発生したものだった。娼婦たちは、豪士をインストラクターに迎えて、DSTを相手に立ち上がる!(第7話) ●その他の主な登場人物/ジャネット(第2話)、バーバラ(第7話)、コーツ大佐(第8話)

パイナップルARMY〔小学館文庫〕 第3巻の表紙画像

第3巻

1996年01月17日頃

戦闘インストラクター、ジェド豪士が活躍するヒューマンアクション! ▼第1話/フリードリッヒの狼▼第2話/ミュンヘンの休日▼第3話/カシードラルの遺産▼第4話/カーテンコール▼第5話/ブレイクスル続きを読む

戦闘インストラクター、ジェド豪士が活躍するヒューマンアクション! ▼第1話/フリードリッヒの狼▼第2話/ミュンヘンの休日▼第3話/カシードラルの遺産▼第4話/カーテンコール▼第5話/ブレイクスルー:突入▼第6話/賭けのシナリオ▼第7話/栄光へのオフサイド▼第8話/大いなる目覚め▼第9話/脱出ーeversion-[前編]▼第10話/脱出ーeversion-[後編]▼第11話/ザルネンの感謝祭 ●登場人物/ジェド・豪士(日系アメリカ人で元傭兵の戦闘インストラクター) ●あらすじ/豪士は、西ドイツ財界の大物で、CMAの有力スポンサーであるヨーゼフ・ワンツのボディーガードの依頼を引き受けた。失明しかけている身のヨーゼフが、危険を犯してまで、東ドイツに行こうとするその目的は一体何なのか…(第4話)。▼フランクフルト空港でRAF(西ドイツ赤軍)によるルフトハンザ機ハイジャック事件が発生した。管制室は、国境警備隊・対テロ部隊であるGSG9に応援を要請、事件解決にあたった。ドイツ政府は、RAF幹部11名の釈放という犯人の要求を飲むことができないため、強行突破をとることにした。しかし、機内には、心臓が弱いアメリカの上院議員が搭乗していた。作戦には大音響を発する手榴弾を使用するため、議員の心臓はその音に耐えられない。GSG9は、豪士に、作戦の間、議員の耳を塞いでもらうよう、手旗信号を使って協力を仰ぐが…(第5話)。 ●主な登場人物/ジャネット(第6話)、コーツ大佐(第10話)

パイナップルARMY〔小学館文庫〕 第4巻の表紙画像

第4巻

1996年01月17日頃

戦闘インストラクター、ジェド豪士が活躍するヒューマンアクション! ▼第1話/サイレント・マグナム▼第2話/誇り高き孤独▼第3話/ドクター・スタージェス▼第4話/グリフォンの罠▼第5話/9年目のホ続きを読む

戦闘インストラクター、ジェド豪士が活躍するヒューマンアクション! ▼第1話/サイレント・マグナム▼第2話/誇り高き孤独▼第3話/ドクター・スタージェス▼第4話/グリフォンの罠▼第5話/9年目のホワイト・クリスマス▼第6話/戦場に咲く花▼第7話/サンタ・マリアの想い出▼第8話/ミラノに死す▼第9話/ロンリー・ソルジャー▼第10話/見えざる敵▼第11話/シエラ・ネバダの教訓 ●登場人物/ジェド・豪士(日系アメリカ人で、元傭兵の戦闘インストラクター) ●あらすじ/イタリア・ボルツァーノ駅で、最終電車に乗り遅れた豪士は、ニューヨークから来たという男に出会った。男は何者かに追われている様子で、しかも、地上最強のハンドガン、44マグナムを所持していた。しかし、男は、その銃をなぜか使わなかった。(第1話)▼今回の依頼主は、ベルギーに住む大富豪、カトリーヌ・ベンク。依頼内容は、誘拐された娘・ローザの救出だった。本来ならば警察の守備範囲にあたる事件だが、重要なスポンサーであるベンクの依頼を、CMAに所属する豪士は断ることができない。頑固な彼女に豪士は戸惑いを覚えるのだが…(第2話)。▼機内である老人が心臓発作で倒れた。容体はかなり悪く、専門医にすぐ診せないと心臓停止してしまうほどだった。しかし、機内に医者はいない。その場に居合わせた豪士は、命の恩人である医者・スタージェスの姿を見る。医者と名乗りでないスタージェスを豪士は問い詰めるが…(第3話)。 ●その他の登場キャラクター/ジャネット(第6話)、珍(第6話)、ハリデー元准将(第9話)

パイナップルARMY〔小学館文庫〕 第5巻の表紙画像

第5巻

1996年03月16日頃

戦闘インストラクター、ジェド豪士が活躍するヒューマンアクション! ▼第1話/キッドナップ・ラプソディー[前編]▼第2話/キッドナップ・ラプソディー[後編]▼第3話/エクスタインの風景▼第4話/ラ続きを読む

戦闘インストラクター、ジェド豪士が活躍するヒューマンアクション! ▼第1話/キッドナップ・ラプソディー[前編]▼第2話/キッドナップ・ラプソディー[後編]▼第3話/エクスタインの風景▼第4話/ラインの蘇生▼第5話/湖上の男▼第6話/死神の死▼第7話/ジェフリーの災難▼第8話/天国のワイン▼第9話/キング オブ ザ・ロード[前編]▼第10話/キング オブ ザ・ロード[中編]▼第11話/キング オブ ザ・ロード▼第12話/泣く男 ●登場人物/ジェド・豪士(日系アメリカ人で元傭兵の戦闘インストラクター) ●あらすじ/南フランスでヒッチハイクをしていた豪士は、ワインの運搬をしていた少年、ジャンに出会った。ジャンの父親は、元・レジスタンスの英雄。だがワインの事業に失敗、村人から多額の借金をして逃走していた。借金返済のメドがたたないジャンと姉夫婦は、土地を売り、出ていかなくてはならなかった(第8話)。▼ロンドン警視庁に務めるウイックは、市民に愛される誇り高き巡査部長。定年間近のある日、新聞社の取材を受け、そこで、過去に彼が検挙したチャイニーズ・マフィアの麻薬取り引き事件の犯人、ラム・ロウの話を聞かされる(第9話)。▼アレクサンダー・リグビーは、イギリスで成功をおさめた亡命チェコ人。だが彼は、突然プロ並みのテロ行為に走り、重傷を負って入院していた。10年前リグビーを訓練した豪士は、感情を表に出さない彼のことを思い出していた(第12話)。 ●その他の登場キャラクター/ジェフリー伍長(第7話)、陳(第9〜11話)

パイナップルARMY〔小学館文庫〕 第6巻の表紙画像

第6巻

1996年03月16日頃

戦闘インストラクター、ジェド豪士が活躍するヒューマンアクション! ▼第1話/エレンの憂鬱▼第2話/招かれざる隣人▼第3話/ラスト・オーダー▼第4話/聖者現わる▼第5話/その男……▼第6話/暗い日続きを読む

戦闘インストラクター、ジェド豪士が活躍するヒューマンアクション! ▼第1話/エレンの憂鬱▼第2話/招かれざる隣人▼第3話/ラスト・オーダー▼第4話/聖者現わる▼第5話/その男……▼第6話/暗い日曜日▼第7話/黒の手紙▼第8話/素晴らしき休日▼第9話/微声拳銃▼第10話/竜韜部隊(ロンタオプートウイ)▼第11話/最後の切り札(エースインザホール) ●登場人物/ジェド・豪士(日系アメリカ人で元傭兵の戦闘インストラクター) ●あらすじ/敗戦後のイタリアの寒村に、「ブルーノ」と名乗る男がやってきた。彼は、数々の奇跡をおこし、予言者として村人の尊敬を集めるまでになっていた。自分が射殺されるというブルーノの予言を聞いた村人は、彼を守るべく、豪士に対テロ訓練を依頼する(第4話)。▼イギリス、セント・アイブスのレストランで、IRAのメンバーが豪士を見張っていた。彼らは、日本人のある男から、豪士を抹殺する依頼を受けていた。豪士がを狙われるその理由とは…(第5話) ●本巻の特徴/第6巻では、豪士の最大の敵である、謎の日本人テロリストの正体が明らかにされると同時に、豪士と彼の対決が描かれている。 ●その他の登場キャラクター/キース(第6話)、コーツ大佐(第7〜11話)、ソフィー(第7話)、ジャネット(第8〜11話)、トム・ローガン(第8〜11話)、ハリデー元准将(第8〜11話)、ジェフリー伍長(第8〜11話)、珍(第8〜11話)、ジョー・ハイツマン(第8〜11話)

よくある質問

『パイナップルARMY〔小学館文庫〕』は全何巻?

全6巻で完結済みです。

『パイナップルARMY〔小学館文庫〕』の作者は誰?

工藤かずや先生の作品です。

『パイナップルARMY〔小学館文庫〕』の出版社は?

小学館から出版されています。